母親の世代の漫画ですが、時代設定は大正ですから、全然問題ありません!! むしろ、グッドオールドデイズを連想させるよい時代に次第に引かれて 行きます。 ジャジャ馬でハイカラさんな紅緒の前に現われたのは、超美形の陸軍少尉。 しかも、生まれる前から決まっていた許婚ときた! 最初は反発していた紅緒ですが、だんだん少尉に惹かれていき… このままハッピーエンドかと思えば、そうは問屋がおろさない! 様々な苦難や出会いなど、山有り谷有りで読んでて飽きが来ません。 少尉をはじめとする男性キャラの魅力的なこと… また、同姓からの好感度大な紅緒のハイカラさんぶり… 本当にこれこそ少女漫画と声を大にして言える漫画です。
この映画は20年ほど前映画館で見た覚えがあるのだが、当時はさして気に留めるほどの映画とも思えなかった。ところが、最近になって、この映画は当時モデル活動をしていた阿部寛のデビュー作であることを知り、改めてDVDを観ることとなった。
原作は大和和紀のいわずと知れた大人気長編漫画。それを90分の映画にしてしまおうというわけだから、ピンポイント的にエピソードを取り上げて、むりやり結末を迎えるような設定とすることにはやや不自然さを感じる。
また、たとえ原作を知らなくても、何となく先の読める展開(シベリア出兵、大正12年9月1日等)、ツッコミたくなる時代考証、チープなセット撮影(教会の崩壊シーン)など減点材料も少なくないわけだが、とにかくこの映画のいいところはストーリー展開がスピーディーであり、観ていて快い気分となることであろう。丹波哲郎、野際陽子ら脇を固める出演者もいい味を出している。南野陽子も原作の雰囲気を損ねることなく、素直に演じていて微笑ましい。そしてそれらにも増して阿部寛の初々しさが光る。当時23歳。彼はその後しばらく出演作に恵まれず、不振状態が続くので、今や、若き日の阿部寛をDVDで確認できる唯一の映画と言えるのかもしれない。40分余りあるメイキング特典映像もファンにはうれしいことだろう。
この映画は決して名作とは言えないのだが、雰囲気に引きずられるように★5つ献上してしまった。
約20年ぶりに、「はいからさんが通る」を読ませていただきました。
こんなに素晴らしい漫画が存在していたなんて…改めて感激です!
是非皆さんに読んでもらいたいですね。
実は、自分でも気がつかなかったのですが、少尉は私の初恋の人だったらしいのです。長身、少し目の垂れたところ、くせ毛の髪、どちらかといえば面長の顔…いまだに好みは変わっていません。(笑)
古い作品なのですごく汚いんじゃないかと心配していましたが、めっちゃキレイな状態だったので安心しました。
現在ではコロムビアから日本アニメーション主題歌挿入歌全集というCDが
全4巻発売されているのですが、そちらには日本アニメーションの作品のうち
TVシリーズの主題歌しか収録されていないため、TVスペシャルや劇場版の
主題歌まで網羅したこちらのCDBOXは大変貴重です。
特に劇場版魔法陣グルグルの主題歌「金のトビラ」や新居昭乃さんの歌われた
ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章の主題歌「少年の羽」や超人ロックの劇場版・OVAの
主題歌5曲など入手困難な名曲を収録しているのは非常にポイントが高いです。
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