巻を重ねるごとに面白くなっている。
1巻では設定やストーリーに目新しさを感じず、絵の魅力だけにひかれていたのだが、 前巻からこの作品のテーマが明確になり、ストーリーが深みを増したことで大変続きが気になる漫画となった。 キャラの個性はより際立ち、一人一人に愛着がわいて、物語への没入感もひとしおだ。
作者は「アライブ」の作画を担当するなかで格段に画力を上げたが、ここにきて「原作力」まで上げてきている。
4巻も文句なく面白い。お目汚し漫画のクオリティも健在。
本屋で見かけて表紙の絵と「最終進化的少年」の文字が面白そうだから買いました。 主人公が正義感のあるタイプ 最初あたりの自殺者の大量発生とか、そのへんの話の「異常」な部分が面白い 異能力者たちの戦いと言った感じの話
今まで読んできたマンガの中で、最高の出来。
共感できるところがたくさんあり、どんどんこのマンガに引き込まれた。
アクロの心臓や御霊について、もっとくわしく説明されていたらなお良かった。
今年の秋にアニメが始まるらしいので、ぜひ見たいと思う。
広瀬が遂に日本に降り立ち、東京は戦場となります。
“心臓”との戦いを決意した米国ですが、広瀬の「力」の前では為す術なく一蹴されます。しかし、彼らには「核」という最終手段が残されていて、大統領に核使用許可を仰ぎます。
時を同じくして、太輔は何かに導かれるように自分たちが通っていた高校へと辿り着き、感慨深げに校内を巡り、屋上へ向かいます。
そして同じく何かに導かれるようにして屋上へと降りてきた広瀬と遭遇、最後の闘いが幕を開きます。
無敵かと思われた広瀬ですが、一ヶ所だけ弱点があり、そこを突いて倒そうとするのですが一筋縄ではいきません。集まってきた他の仲間たちと力を合わせて全てを終わらせるべく、立ち向かいます。
さらに恵と“御霊”も学校へと向かってきていて役者が揃ったのですが・・・というところでこの巻は終わりです。
この巻でとうとう、1巻から出てきているのに謎の多かった勝又の真の目的が明らかになります。結構意外でした。
既に本誌では最終回を迎えているため、今年放送されるであろうアニメが、変に展開が延ばされてグダつくこともないでしょう・・・多分。
次の巻で最後となりますが、
最終進化的少女 〜世界中の男は私のもの〜 を乞うご期待!!
「アライブ」の作画担当であった、あだち先生の作品です。 個人的にアライブの作画がとても好きだったため、この漫画も手に取りました。 画は、さすがですね。欲を言えば、バトルシーンをもうちょっと丁寧に 分かりやすく描いてほしかった、といったところです。 肝心の話ですが、これを伝えたい!描きたい!という感じが漫画を読んでいて すごく伝わります。しかしそれらを消化しきれているかというと、判断に苦しみます。 なんというか新人臭さがどうにも目立ってしまいます。
まだ1巻であるため、この話自体がおもしろいとかつまらないとか言えませんが、 これからものすごくおもしろくなるような雰囲気もあれば、コロっとこけちゃうような雰囲気もあります。 2巻以降で登場人物や物語の設定をどう展開していくのか、楽しみにしたいと思います。
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