あの映画の男性合唱のあ^あ^あ^あ^という曲が入っていなかったのでガックリでございました。 まあジャンヌ・モローの歌は聴けたので星3っつです。
「殺人という言葉は海と水兵を連想させる。・・・」
いきなり入るナレーションと音楽とタイトルの出かたからして既に最高! ―やるせないギターが響く娼館フェリア、メインキャストがそれぞれ渋くてイイ感じ。―そして船の上甲板で黙々と働く水兵たちの中から、輝かしい裸体のケレルが登場・・・。
ペーア・ラーベンの神話的な男性合唱がくりかえし高鳴って、突然ホワイトアウトする輝かしい画面に、威厳にみちた文章が刻まれる…。―この感じ、このかっこよさはこの映画でしか味わえない!!!
ひとつの静かなクライマックス、同じ殺人者である友達ジルを裏切る密告のシーンで、このかっこよさは頂点に達する。―「・・・情報がある。・・・出所は言うな。・・・あのポーランド人、・・・例のジルだが、・・・・・・・4時20分のボルドー行きに乗る。・・・・・チャオ」
この辺から終盤にかけて、リリー・マルレーンのときと同様、ペーア・ラーベンの音楽が甘く、メランコリック、センチメンタル、リリカルで絶妙にロマンティック!・・・。
とにかくゲイという問題に関わらず、映像-音楽-役者-台本すべての点できわめて幻惑的な、完全に別世界へ陶酔できる、マルホランド・ドライブ級の、極上の映画です!
―あと、クリスチーネ・Fのナーチャ・ブルンクホルストがヌードフォトで出演してるのも、DVDだとはっきり見れます。お見逃しなく。
―と、ちなみに昔レンタルでダビングしたビデオはフランス語版でした。けど今回のDVDは英語版のみ…。個人的には仏語版の方がカッコイイ気がするんで、そこはちょっと残念・・・。
とてもすばらしい本だと思います。たくさんの蹴り方が載っています。 ですが、やはりDVD付いているとかなりわかりやすくなると思います。 とても練習がしやすくなると思うので ぜひお願いします。
このアルバムの参加者は二人。オマーとディーントニ・パークスのみ。マルセルもフルシアンテもセドリックもいません。
音楽はやや静かな電子音が目立ちます。それにオマーのヴォーカルが。音楽的にあまり新しいものじゃないですが、でも何故か心地よい。
なおこれはオマーのソロ3連発のうちの一枚。
オマーさんには一年に何枚でもいいからアルバムを作って頂きたい。この人の音楽はつぼにはまると辞められなくなる。
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