この作品では、コロンビア右翼自警軍に対してマイアミ警察、麻薬取締局、アルコール・火器・タバコ取締局など複数の捜査機関による共同捜査の様子が描かれる。メインはもちろんマイアミの捜査員たちである。
この作品のすごいところは、ハードなストーリー展開もあるが、やはり徹底してリアリティを追求する姿勢だろう。もちろん本当の警官がここまでやるのかという疑問は残るが、とりわけ銃器の操作へのこだわりは素晴らしい。 たとえば、最初の冒頭でFBIの潜入捜査がバレて、大口径ライフルで“ハチの巣”にされるシーンがある。ふつうのアクション映画であれば、撃った後は敵に背を向けてさっそうと歩き始めることだろう。しかしこの映画では違う、ここまで捜査官たちに銃弾を浴びせておきながら、敵はライフルの銃口をなおも相手に向けながら、自分たちの車まで後ずさりしていくのである。そんな用心深さに、リアリティを感じさせる。
曲は全部よかったし、JAY-Zとのコラボというアイディアもとても面白いと思った。また今までと違うリンキンパークの良さが出ていると思う。今までの作品と比べるとこの作品は軽い感じできけていいのでは??DVDの内容も充実していていい。
オープニングのテーマ曲が最高です。毎週見ていて懐かしくて購入しました。
『マイアミ・バイス』のような地域色が出ている映画はローカル・ミュージックが、いかに映像を盛りたてているかがわかる。ハウスやクラブ系ラテン・ナンバー,それに対照的なバラードの選曲がとてもすばらしく、英語とスペイン語が混じっている素敵なサウンド・トラックです。特に、トラック4.5.6.13.15.17はお薦めです。
…色々と気になる事があります。 シーズン4終了直前に、回想総集編的内容のエピソードがあり、今シーズンにはドン・ジョンソン不在のエピソードがいくつかあり、新登場の若い麻薬捜査班のキャラクターを主役に据えたエピソードもあり…つまり、もうドン・ジョンソンを毎週「マイアミ・バイス」に留める事が出来なくなり、現場ではシーズン6へ新たな挑戦が出来るかどうか、試行錯誤していたのではないでしょうか…? とは言え、作品のクオリティは全く落ちず、ここまで完成度の高いまま終われたTVシリーズは「マイアミ・バイス」以外にはないでしょう! 今シーズンでは、ナチスの戦犯と白人優位主義団体をからめたエピソードが特に秀逸だったと思います。
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