この本はポップスやロックといった音楽の作曲法習得本ではなく クラシカルな作曲法を学ぶ為の本です。内容的には多くの作曲家の作品が例としてとりあげられ、とりわけベートーベンのソナタを中心に学習していきます。そして作者自身ベートーベンの楽譜が簡単に手に入ると考え、それとともに学習するのを前提ににています。よってこの本だけで学習していても内容の全てを理解するのは難しいかもしれません。しかしながらこの本は基礎的作曲技法を習得するのにとても役に立つ本です。
スーパードラマーでB'zの昨年のツアーのサポメンとして 素晴らしい活躍ぶりもあって、さらに知名度もあがった シェーンのヴォーカルとギターに注目!
本当に面白い本ですね。
私は学生時代、この本の主役であるシェーンと似た分野で仕事をし、
彼が共著者として入っている論文に自分の論文が引用されて舞い上がった記憶もあります。
あからさまに利便性が示されない段階の科学の成果というのは、
それを見るものの興味によって評価が分かれるので当然なのですが、
それにしても本書は超伝導をメインテーマに置きすぎ、と思いました。
超伝導の話は、彼の研究人生で言えば、かなり後期に出てきた話であり、
その点で、本書の叙述の仕方は少々偏っていると思われます。
また、科学的な内容については、ちょっと雑ではないか、と思われる
記述も目に付きます。
読み物だから仕方ないのですが、これで星一つ引きました。
しかし、物語としては、近年の科学系新書にはないほど極めて面白く、
皆様にお勧めできます。
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