ジョンが泥遊びに誘われるとこのシーンが一番印象に残ったね。子供「泥すべりしようよ、楽しいよ。」ジョン「へえ、面白そうだね。エンリョしとくよ。」 あとアラスカの氷山きたねーな
純愛故に引き起こす悲劇を描いたドニゼッテイのベルカント・オペラ。ゴージャスなスカラ座で歌、演出ともに十分楽しめます。ただ難点が2つ。1) 結婚相手を刺殺したばかりのルチアがしみ一つないきれいなドレスで狂乱のアリアを歌うところ。過激な演出を避けたのでしょうが、返り血を浴びた衣装で歌う方があのアリアの凄みは出ると思うのですが...(私はホラーやスプラッターものには興味はありません。念のため。)2)すべてが終わってカーテンコールで指揮者、歌手たちが手をとりあって舞台にあいさつするシーンがちょこっとだけ最後にとってつけられようにあったこと。私はオペラのDVDを買うのはなるべくライブでと決めているのですが、その理由のひとつがこのカーテンコールのシーンがなんともいえず好きだからなのです。まあ、個人の好みを言い出せばキリがありませんが、以上の理由にて私にとっては星4つとさせていただきます。
星野道夫を主人公にして、生命体としての地球を歌い上げる美しい映像詩。
アラスカ・アリュート族のカヌーを復元したジョージ・ダイソン、ハワイの古代遠洋航海カヌーを復元してタヒチからハワイまで、5,000キロの航海を古代の技術で実行したナイノア・トンプソン、アラスカの死に絶えたトーテムポールの村、等。
デナリ国立公園を作った元女性パイロット等の星野道夫の友人達が口々に彼の思い出を語る。多くの人たちに愛された人だったようだ。
惜しいのは、テンポが遅くて若干だれ気味な所。感動を深めようと言う製作側の狙いがあるのだろうが、現代人には向かないのでは?
それと、オカルトめいたものを感じる所。「霊」と言う言葉が安易に使われすぎている。精神的な深みを簡単に表現できると思ったのだろう。この問題をそのように安易に扱うべきではない。そんな大げさな言葉を使わなくても、自然の神秘的な美しさは映像だけで充分に伝わる。
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