12年ぶりのリリースだそうです。スターキング・デリシャスの頃と比べると、丸みが出たというのか懐が大きくなったというのか、包容力が増したように思えて温かく感じます。
アルバムに入っている「LOVE THE ONE YOU'RE WITH」はC,S,N&Yのステファン・スティルスの曲で、アレサ・フランクリンのライブアルバムにも入っています。
大阪ソウルバラード。タイトルの通り懐かしいバラードが多く、一昔前の自分を思い出させてくれましす。一つ、一つの曲にそれぞれ思い出があり、苦しかった時や楽しかった時の記憶がよみがえってきて泣けました。1960年代の方にはジーンとくるアルバムです。
スゴイ・・・! の一言です
さすがは憂歌団や上田正樹と一つの時代を創った伝説のヴォーカリスト
1曲目憂歌団の名曲“胸が痛い”は見事に女性からの観点に変えて表現されているし
圧巻は5曲目の“聞いててや” ライブのステージに一度でも立った事のあるひとには涙無しには聞けません
8曲目“心斎橋に星が降る”は、しみじみと沁みて、心にも星が降る想いです
稚拙な恋歌が幅を利かせている昨今、是非おすすめしたい一枚です
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