持ってる人は必読。 持ってない人でも最近の飛び系FW(キャロのX hotとか)を使う人は参考になる内容盛りだくさんですね。
2000年、Mark Boalsのアルバムです。
Mark Boalsは、YngwieのVoとして有名で、かつ、メタル界屈指の実力派Voです。 Yngwieの名盤「Trilogy」(1986)のVoと言ったほうが、早いかもしれません。
このアルバムは、かなりハイクオリティーなネオクラ作品に仕上がっています。
メンバーは、 Mark Boals (Vo), Tony MacAlpine (G, PLANET X), Virgil Donati (Dr, PLANET X), Vitalij Kuprij (Key, ARTENSION) です。 Bは、曲によって、Mark BoalsとTony MacAlpineとで分担しています。
ハイ・スピードな楽曲から、ミドルテンポの重厚な楽曲まで、佳曲が多いです。 Mark Boalsの歌唱、メンバー各人の演奏は、全員が実力派なだけに、素晴らしいです。 特に、このアルバムでは、Tony MacAlpineのGとVitalij KuprijのKeyとの掛け合いやチェンジが素晴らしいと思います。 TonyとVitalijは、クラシックを正式に学んでいるため、結構クラシカル要素もあり、Good!です。
曲を聴いていると、各人のパフォーマンスを聴いていると、あっという間に、1枚聴き終わるアルバムです。 アルバム・タイトル「Ring of Fire」は、後に、RING OF FIREというバンドへ引き継がれますが、それも納得の出来です。
「Mark Boalsファン」「メンバー各人のファン」「ネオクラ・ファン」に、オススメです。 特に、「近年の誰かに不満を感じている人」には、一度試していただきたいと思います。
(参考) 日本盤は、ボーナストラック「Nessun Dorma」収録。 プッチーニのオペラ「トゥーランドット」の楽曲で、Mark Boalsの歌唱は、オペラのような歌唱です。
|