初日舞台挨拶を見たあと、どうしてももう一回見たくて劇場に足を運んだほどの作品です。
時にクスっとした笑いを取りながら、最後に母親の墓前で辛く当たった事に涙するホマキの演技に
自分もついホロっとしてしまいました。
興行収入的にどうだったか分かりませんが、三丁目の夕日などでも共演している
温水洋一さんが
自分の出た作品の中でも一番だという事をコメントしていたように良い作品だと思います。
今回、DVDの他にブルーレイでも商品化してもらえて良かったです。
特典ディスクにメイキング ・舞台挨拶集 ・キャストコメント ・予告編が入っているのは嬉しいですね。
就職して、新人と呼ばれる夢中で過ごした時期も過ぎ、行き詰まった社会に閉塞感を感じている境遇も考え方も違う偶然知り合った二十代半ばの女性3人(
深津絵里、水野美紀、中山忍が熱演!)が、共に語り、悩み、悲しみ、傷付き、這いつくばり、時に喜びながら、「自分の居場所」を探す物語。
並行して、順風満帆、自信満々だったエリートサラリーマン(
椎名桔平)がリストラの憂き目に遭い、苦悩と絶望を味わいながら、心の平穏を取り戻すまでが描かれています。
ドラマとしては実に地味ですが、その地味さが逆にリアルで、毎回流れる主人公の心の機微を綴ったモノローグが胸に沁みました。DVD化が切望される名作です!
リリースされる前、あるTV番組内でこちらのPVが流れ
「温水さんが…!」とかなり驚きました。弾けてます!
ヒップホップグループ大田クルーと俳優
温水洋一さんという
なんとも異色なコラボですがとにかく楽しい作品です。
タイトル曲はどこか懐かしさを感じるポップな曲ですが
3曲ともノリのよいラップナンバーです。
PVはいつもは地味でダメなサラリーマン(温水さん)が
輝ける場所を再発見し、周囲の目も変わっていくという
ユニークなサクセスストーリ仕立ての内容となっています。
竹中直人、
谷原章介ほか出演者もとても豪華。
これはDVD付がいいですね。
火事なんてもうずっと起きてない、静かな町の消防団のお話。
「消防士は待つのが仕事なんです」
そこへやってきたきれいな女性に大興奮の団員たち。
淡々とした日常の中の喜びや悲しみを、竹中監督ならではのマニアックな笑いを織り交ぜながら描いていく。
ちなみに若き日の浅野忠信さん、
津田寛治さんが出演されています。こちらも見もの。