子門真人さんの代表曲と言えば「およげ!たいやきくん」と言う人が私の世代では多いと思いますが、この時代には同氏の歌う特撮やアニメの主題歌も数多くありました。
このアルバムを購入する直接のきっかけとなったのは「
恐竜探検隊ボーンフリー」が入っていることだったのですが、アルバムの中には知らなかった曲やカバー曲もあってなかなか楽しめました。
その中で新発見だったのが、「ダイゴロウ対ゴリアス」と言う曲のカッコ良さでした。
この作品自体は観たことがなく、小学生の時に東宝の怪獣図鑑で写真を見た程度で、その時は腹の出た怪獣と腕の大きい悪人面の怪獣が登場する作品としか記憶がないのですが、とてもテンポの良い曲で子門さんの声により何度でも繰り返し聞きたくなる曲に仕上がっています。(あくまでも、個人的な感想ですが。)
カバー曲を除いたそれ以外については、特撮系のアルバム等に割と含まれている曲ですので、ラインナップを見てから判断していただければと思います。(人によっては、ダイゴロウに2000円ちょっとを払う可能性がありますので。)
この頃は
恐竜ブームもあって、ボーンフリー以外にもアイゼンボーグやコセイドンといった
恐竜の特撮ものがありました(どれも円谷プロ?)が、歌詞にも出てくるブロントサウルスが今現在使われていないことにショックを受けました。(アパトサウルスというものに統一されたようです。)
私の子供の頃は、ブロントサウルスといえば首長竜の代名詞的存在だったのですが・・・。
最初は国産のブルーレイで再生できなかったので…これは失敗したのかと思いましたよ。もぅ家では現役を引退して部屋の隅にあった、海外メーカーのDVDを引っ張り出して取り付けたところ…見事再生できたのでひと安心(笑)懐かしい映像には感動しました。ウルトラマンタロウを思わせるような特撮のオープニング。アニメと特撮の融合は当時は新鮮だったなぁ。改めて円谷さんの技術の高さがわかりました。いまならCGをつかって、もっと凄い映像が作れると思うので…リメイク版でも作ってくれないかな。
イタリア語字幕が消せないので星4つにしました。逆に日本語字幕をつけてくれれば、逆輸入みたいでもっと良かったかも。
さすがに 老舗だけあり 読み応えもあり、内容的にも満足出来ます。カラー写真も綺麗で好感が持てます、ウルトラシリーズは別刊があるのでそこそこにまとめ ミラーマン マイティ・ジャックなどの 円谷作品を取り上げて 掘り下げてます、 猿の軍団など マニアックネタも十分です。幼きころに思い出のある方には 満足感が高い 本だと思います。