リアリティーが、あまりにも圧倒的で、読んでいて、心が苦しくなる。この人の本は読めば読むほど僕を不安にさせる。面白かった。

　両夫婦の浮気がバレ、徐々に話が動き出す巻です。黒木瞳を脅迫する金子賢のキャラクターの掘り下げが少々甘い（なんであそこまで執着するのかがよく分からない）のが残念ですが、妻（浅野ゆう子）の裏切りを知った夫（佐野史郎）の奇行ぶりはなかなか面白いです。黒木瞳を自分の目の前で裸にさせるシーンは不思議な迫力があります。

97年にほとんど宣伝もなにもなしにいきなり店頭に並んでたこの曲。
それ以来今まで何度聴いただろう・・・。何度も何度も壊れるまで聞き込んで計5回は買いなおしてるかも。それぐらい好きなんです。
歌詞一つ一つが名言だと思う。「宝物」に思うほど大切な人との別れを決断するのは気持ち的にとても難しいこと。でもここで頑張って振り切って新しい一歩を踏み出した方がいいんだ、次にはきっともっと素敵な出会いが待っているのだから。というのがいつもの東子さんからのメッセージだと思う。
「あなたは生まれてきた時から私が探し続けた宝物」この曲を聴いているうちにそんな人との出会いがあるといいですね。
アルバムバージョンより、断然このシングル版の方が良いです。

リアリティーが、あまりにも圧倒的で、読んでいて、心が苦しくなる。この人の本は読めば読むほど僕を不安にさせる。面白かった。

　昨今ではあまり取り上げられることはないであろう、夫婦の性生活をテーマにしたドラマです。セックスは男の義務だと考える夫（佐野史郎）とそれに対して演技をして応える妻（浅野ゆう子）、そしてセックスレスの夫婦、二組の夫婦が軸となって物語が進んでいきます。内容が内容なだけに、ドラマ自体は地味で暗いです。製作年が96年と古いので、ベッドシーンが多く、今見ると逆に新鮮かもしれません。