Nice packing and reasonable price. Highly recommend.
性懲りもなく、喧嘩別れを繰り返す、腐れ縁の二人。
純真でまっすぐ なトニー・レオンとジゴロのようなレスリーの歯痒い愛。
クリストファー・ドイル独特のカメラワークで
スクリーンはカラーになったり白黒になったりを繰り返す。それをピアソラのタンゴが冷ややかに彩っている。この映画のなかで、チャンがタバコをもらい火するシーンが印象的だ。温かいオレンジの灯を通してチャンの蒼白い端正な顔が浮かび上がる。そして目を閉じると長い睫毛が影を落とす。彼のすべての仕草が媚びを売っているようで、観ているだけでドキドキしてしまう。
一方、トニー・レオンは一見すると大人の渋い男なのにふとした瞬間少年のような愛らしさを見せてくれる。保護欲が強い分、制服欲も強い。最後に出てくるイグアスの滝が彼の内面を表しているかの如く激しい。こんなに役になりきっているトニー・レオンだが、現地に着くまで自分がゲイ役である事を知らされていなかったという。
レスリー・チャンを亡くした事は
香港映画界にとって大打撃だろう。
この映画のラストを観ているとチャンの最期はああだったのかと気が滅入ってしまう。
放浪の学徒ツァイサン(
レスリー・チャン)と美女の
幽霊スーシン
(ジョイ・ウォン)との悲恋を描いた前作の続編。
スーシンを失い悲哀の旅を続けていたツァイサンの前にスーシンに瓜二つ
の美女剣術師が現れる。ツァイサンはスーシンの生まれ変わりだと信じ、
自分との記憶を思い出させようとするが。。
スーシンへの想いから女剣術師を必死で守ろうとするツァイサンの姿は
前作同様非常に胸を打たれる!
さらに今回は若かりしジャッキーチェンも出ていることで、
前作よりもアクション性が増して、そこも楽しめる。
にしても人情も何もない殺伐とした時代風景は、
中国ならではと言うものなのだろうか?
レスリーのアルバムはいくつか持っているのですが、この「
紅」は私の一番のお気に入りです。彼の囁くような甘い声、癒される響き、そしてその奥に秘められた情熱・・・。セクシーすぎてどうしよう・・・という箇所もあり(個人的に・笑)。
聴いているうちに自分もその世界に引き込まれて、夢中で一緒にリズムを刻んでいることもあるくらい。何度聴いても圧倒されます。
そして、なんといっても始まりがドラマチックで、最後は彼のシリアスな映画のエンディングを髣髴とさせるような哀愁があり・・・。
もう彼はこの世にいないけれど、こんなに素敵な歌や映画をたくさん残してくれた。レスリーという人に巡り会えたことを感謝します。
In my opinion, Leslie is a real artist and my idol. So I love everything related to him. It is a pity I do not have a chance to see his concert.