映画化のことは抜きにして、漫画を読んでの感想です。
これは、連載が開始されていた1980年代を知らないと解らないと思います。
知らない人が読んでも退屈な展開、刺激のない纏まったストーリー、結局それかと意見が厳しいと思います。これは世代的、時代的感覚のズレですね。仕方のないことです。

それがはっきりと出る漫画だなと思いました。背景に、当時の学生運動や恋愛の主流（流行や時世とかといった）とかがあるせいだからなんでしょうけども。知っていれば懐かしいし、知らなければ「へえ〜、こんな空気だったんだ」みたくになるんじゃないかと思います。

個人的には、前半と後半とで、後半あたりで主人公の海が恋愛で揺れる所に「頑張れ〜」って応援したくなったのですが（笑）。当時なら『不良』と呼ばれた所ですね。ディスコとかあったなぁ。

映画は、丸っきり違うものだとした方がよろしいです。
そもそも、時代が違うものをどう結びつけるのだそれは必要なのか？と首を傾げます。観る者が混乱を招くに終わるんでないかと。しかも80年代とも違う、もっと遡っているというじゃないですか。どうなるんでしょそれ…

文句はありません！
むしろ、あったら「どこが？」って聞きたい位です。
後半は涙が止まりませんでした。
ニノのファンで、ニノが演じていたからなんですかね？
それとも、ストーリー自体が泣けるのか…
でも、大絶賛します！
大好きだった祖父が亡くなっても泣かなかった私が、泣きましたから！
涙＆鼻水で１箱、ティッシュを使い切りましたから！
とにかく、ニノのファンでなくても、見るべきDVDだと思いました。

美空小６-１の最初（で最後か！？）のＣＤです。
工藤むつみの歌う、深爪ファイター~キャンディ伊藤のテーマ
林野まさとの歌う、アゴより愛をこめて　は、私のおすすめです。
トークもあったりして充実しています。
6年2組盤と一緒に買えば楽しさ倍増か！？

信楽の陶芸家神山清子の実話がベース。
・女手ひとつで息子の賢一と娘の久美子を育てる
・独自の窯で不可能とされた信楽自然釉の再現する
・賢一が白血病で倒れ、骨髄バンクの活動をはじめる
・賢一の闘病
という柱で母の強さ・芸術家の情熱・社会の仕組みについて魅せてくれます。

まずは、田中裕子さんの演技力に圧倒されます。芸術家として生きる女性の芯の強さを、
母の強さをしっかり伝えてくれます。

次に映像の美しさに目を奪われます。実際の信楽の窯で実際の火でリアルな映像が印象に
残ります。最近のCGやクレーン映像がなく、限りなく現実に近い、しかもすばらしく美しい
映像に仕上がっています。
闘病の病室シーンは、「世界の中心で・・」にもでてきますがセカチューの映像が幻想的で
ロマンチックでこれ以上ないくらい切ない映像になっているのに対し、この映画では
現実的で痛々しく病人と家族のやるせない愛情がたまらなくあふれ出てくる映像になっています。

そしてリアルであるがために単調に見える映像をしっかりとサポートする音楽が丁寧に
背後を固めています。

正直実話をベースにということで、ドラマティックな脚本になっていない分だけ
話の展開は最近の映画にしてはさらっと流れてしまう感じがします。
しかし、ラストの喪主として白喪服をきた清子が賢一に「おかえり」というシーン、
そのままの姿で窯に薪を投げ込んでいくシーンなどリアルに美しい。
そういう丁寧に作っているのだけれど、作りこんだのではなく元からそこにあったと
思わせる珠玉のシーンがいくつもみられます。

ちなみに焼物自体も本物のようです。

とにかく脱ぎます。これがイイ体してるんですわ!!松本莉央相手に押し倒すわスカートの中手に入れるわ誘惑しまくり…なのに池脇千鶴には手も握らん。本命には手をださんタイプか?とにかく裸ありタキシードありスーツ姿ありで魅力満載です。このドラマを観るとタッキーはすごくエッチっぽい(色っぽい)顔立ちだと再確認できます。日曜劇場なのに卑猥なシーンが多くて好きです。