初回からずっと妄想の中で生きてきたのは見ていた私たちなのかしらと思えます。
思いっきり大人のラブシーンを潤君が見せてくれて、初めはドキドキそわそわ落ち着かなかったけれど、一緒になって恋に落ちていたのでしょう。
えれなちゃんも薫子さんもみんな共通の思いをもってしまうほど可愛くて、愛おしくてたまりませんでした。
そして
サエコさん。可愛い小悪魔なんだけれど、超リ
アリスト、そして芯が強くたくましい。
「愛することは努力すること」・・・意外にそんなことを教えてくれていたようにも思います。
きっと原作すらも超えるラストシーンになったのではないかな。
ラブストーリーらしいラブストーリーが少ない昨今 ドストライクのこのドラマは身近において心のオアシスになりそうな気がします
原作があれだけ面白い作品なんだから、CDが面白くないわけがない。問題はそれにどれだけプラス
アルファを加えられるかだろう。そういう意味で、このCDはよくできていた。
実は聞き始めてすぐは、爽太とオリヴィエの声は若干イメージが違うかなあと思わないでもなかった。爽太はヤンチャ系よりももう少しだけ大人っぽい声だと思っていたので。それでも下野さんは普通の男の子が振られて踏みつけられて、それでも挫けずがんばるうちに、だんだんしたたかになっていく様子を自然に演じておられて、最後にはこの爽太で大丈夫だと思った。神谷さんはオリヴィエの軽い部分から入って、ちょっと軽すぎるんじゃない?と思って油断していたところに、二次元はアート、恋はラヴィ。と、核心にせまるセリフが狙いすましたように投下される。反則だ。と思うくらいかっこよかった。この先どんどん話が複雑になっていくので、お二人の演技の変化を楽しみに待つことにしよう。リクドーさんには諏訪部さん、関谷君には杉田君が登場するということなので、こちらもとても楽しみだ。
さて、女性陣も素晴らしかった。妖精さんこと
サエコさんの葉月さんも、薫子さんの生天目さんもぴったり。日頃BLCDを聞き慣れていると、女性の声優さんの演技の媚のような部分が少々気になるものだが、
サエコさんの場合、それがキャラなので素直に聞ける。
サエコさんも話がすすむにつれて変わっていく。それをどう表現するかというのが難しいところかもしれないけれど、だからこそ楽しみだ。薫子さんは、お姉さんぶってるいるけれど、実は一番純情可憐な女の子。こちらもお姉さんの
仮面が外れるときがくるだろう。
そういうわけで、出演されている声優さんたちにとって腕の見せ所だ。原作よりもさらにさらに面白い作品を続編に期待している。
恋愛に対して受身で、流され続けてきた恭一。
結婚しても優柔不断は治らない。そんなある日妻が浮気
調査を依頼し現れたのは大学の後輩だった今ヶ瀬。口止めに、と彼が要求してきたのは恭一の体で――。
新装版。
以前ジュディコミックスから出版されましたが、続巻「俎上の鯉は二度跳ねる」に合わせ、新装版が出されました。
クチコミで人気が広がり、品薄状態が続いたようです。多分、他のBLには無い『リアル』な感じが新鮮で良かったのだと思います。(実際レディコミ作品ですし)。男同士という事になんの戸惑いもなく簡単にくっつく作品が増えてきた中で、恭一と今ヶ瀬、二人のやり取りにはドキドキしました!
主人公は少年でなく世間体やモラルに縛られた大人の男。ゲイではない男が実際問題として男と付き合っていけるのか…という葛藤。流され侍・恭一はマンガ的にはイライラするキャラですが、普通に考えればこれだけ悩むのは当たり前ですよね。ゲイじゃないんだし(-_-;。
水城さんの作品は初めて見ましたが、唇のセクシー(笑)な感じが印象的でした。女の子もみんな良いキャラしてます☆今ヶ瀬が一番可愛いですが(笑)。
「俎上〜」と合わせて是非読んでみて下さい。ちょっと考えさせられます。