塔と言えば,ドルアーガの塔と魔界塔士サガでしょう.
初期ゲームボーイで白黒プレイをしたことがあるので,非常に懐かしく感じました.
画面がカラーになり見易くなりました.内容も(変更あったのかな?)従来同様良かったです.よい意味でのリメイクだと思います.
ただ,ワンダースワンのクリスタルとは言え,バックライトがないカラーなので,光の加減でみずらくもありますが,何しろ名作です.プレイする価値は十分あると思います.
これは面白かったなあ。少年の頃、白黒のどでかい初期型ゲームボーイで夢中になって遊んでいました。
この頃のサガには、たしかに冒険心をかきたてられるものがありましたね。
白黒でも、簡素な演出でも、たった1MBの容量でも、当時のわたしにとっては夢のようなアドベンチャーを楽しませてくれる、宝物のようなソフトだったのです。
楽園を目指してただもくもくと搭の頂上を目指していく、という世界観が良かったのだと思います。シンプルな設定だったからこそ、ごちゃごちゃ余計なことを考えずに冒険に集中できたのです。
小難しいストーリーであふれている昨今のRPGは見習って欲しいですね。複雑だからレベルが高い、ユーザーは満足するだろう、そんな単純なものではないのです。
楽園という最終到達目標のために、仲間と力を合わせて先へ進んでいく。少年の冒険心をこれほどたくみにかきたてる設定は、昨今のRPGにはなかなかないように思います。
楽園というユートピアを思い描いたとき、当時のわたしは夢見心地で幸せな幻想に酔っていました。
味方が肉を食べて変身するというシステムも良かったですね。ああいう良い意味でのいいかげんさが、わたしは好きです。
都市世界以降のフィールドや、4天王などのボスの詳細なデータが書かれていなかった。
それ以外は詳しく書かれていて、町の話の内容なども書いてあり、町の人の話を聞く手間が省ける。
ストーリー攻略、マップなど不足なく掲載されておりクリアへの支障を取り除いてくれるという攻略本としての役割は充分に果たす。 だが裏技・隠し要素に関しての掲載が無いのが寂しい。
今年でシリーズ20周年を迎えたSa・Gaシリーズですが この原点であるGB3部作をリアルタイムで遊んでいた人は、今ではどれくらい居るのでしょうか?
当時、ゲームボーイ初のRPG(実は携帯ゲーム自体でも初)という触れ込みで発売された魔界塔士Sa・Ga、その正統な続編の2、そしてやや変化を起こしながらも、やはりSa・Gaの血を引いた3。
音楽と言う観点で見れば、1は植松伸夫氏、2は植松伸夫氏と伊藤賢治氏、そして3は笹井隆司氏と、まさにバリエーションに富んだラインナップ。 それらの曲を余すことなく収録したこのCDは、実に贅沢な商品と言えるでしょう。
特に、今ではゲームミュージックファンならまず知らない人は居ないであろう伊藤賢治氏のデビュー作が何をかくそう、このSa・Ga2であり、通常戦闘曲の「必殺の一撃」では、ファンの間ではお馴染みの「イトケン節」が既に垣間見えるところには流石と言わざるを得ません。
GB音源などは、今の次世代機の音源に比べれば、音数も少なく音色もチープでしょうが、そんな音源の違いを忘れさせてくれる程に、このCDに収録されている音楽は、古き良きサウンドを我々に強く訴えかけてきます。 先日、Sa・Ga2もようやくリメイクされたことですし、これを機に是非1度、オリジナルを知らない世代(リメイク版のみをやった人)にも聴いて欲しいと、いちオールドゲームファン、そしてゲームミュージックファンとしては願わずに居られない作品です。
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