BLOWって(風が)吹くという意味かとおもったら、コカインという意味だそうだ。実話をもとにした話は最近すごく多いが、この作品は「その甲斐があった」といえるかも~。ラストのあのせつなさは、実話ならではというかんじだ。
「金なんて幻だ」とアタマのどこかではわかっているけど、そういう生き方ができたらどんなにいいだろう。
不動の地位、とはあるが常にジョージは友人の裏切りや破産の危機と隣り合わせで、家族の愛すらも・・・莫大なアブク銭によって築かれた巨大な砂の城に彼は住んでいたのだといえるかも・・・
テッド・デミ監督の遺作。父役のレイ・リオッタがいい!
1人の騎士の生誕から始まり、主人公に合わせて時代を解説してくれてます。武器や甲冑、盾の文様パターンのルール等も載っていて、中世と言う時代の雰囲気をざっと見るにはお手軽な一冊でした。
ジョニーデップが主演で、カバーのペネロペがセクシー
ということだけに惹かれて、期待せずにみました。
麻薬王の伝記映画ということで、結構派手な
ハリウッド系の
映画かと思いきや、これ非常に緻密な人間描写の映画でした。
ありふれた不良少年が麻薬王になってしまう突飛な人生を
心情豊かにかっこよくもかっこわるくも描きます。
真っ当に生きている人は、幼稚で馬鹿馬鹿しいと思うかも
しれませんが、“社会”というものに違和感を感じてしまう
タイプの人は、主人公の心情に共感するものがあるのではないでしょうか。
主人公の生き様が良いか悪いかは別にして、主人公の心情に
ものすごく共感してしまいました。
味があり、後味が残るアメリカ映画です。