ロードレーサーの魅力が丹念に描かれている感じです。
ロードレーサーにまつわる色々な人の人生の物語が綴られています。 三十代以上の大人向けな感じ。 後味の良い作品です。
パッケージは真壁ぬりえ(ぬりえちゃん)ですが、この巻のメインは沙原ちょちょ丸です。
と言うわけでカッパ妹について語るべきなので、まず。
姉妹揃ってツンデレキャラということで良いんだと思います。
(↑間違ってない自信ありますw)
それと「妹コンテスト」を本気で実行する自治体職員も中々です。
ちょっとしかでませんけど、ぬりえちゃんの「一発芸」が非常に光っています。
ツーリング本を読みたいと思って買ってみたら、オートバイに関連するいろんな内容へと広がっていく本でした。オートバイを介して自分の内面を見つめ、掘り下げていってほしいという願いが込められている感じは、哲学的というか禅の思想に近いものがあり、別の角度から興味をそそられる本でした。次は「暁のキックスタート」も読んでみようかというところです。
2005年版「このミステリーがすごい」第5位にランキングされた作品。 実用自転車での本州縦断という、現代のハイテクマシンでも過酷であろう賞金レースを 舞台に、急造された主人公チームが快進撃を続ける。しかし、周囲にきな臭いが漂い始め、、、 というミステリー仕立ての冒険小説です。 レースの駆け引きやテクニック、戦術など素人にもわかりやすく説明されていて、臨場感 たっぷり。自転車レースの過酷さと醍醐味を満喫できます。主人公“響木”を中心とした 人間ドラマも読み応えがありました。 一体何のためにゴールを目指すのか、金のため?復讐のため?国のため? 各々の思惑を秘めた過酷なレースの末に、辿り着くゴールに待ち受ける感動的なフィニッ シュ。。。ここで終わりにして「終章」は無いほうが良かったんですけど。賛否両論かな?
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