2013年4月7日、テレ東系では3時間半ワクで放映されましたが、それ以外の地方では短縮・分割、最悪の場合はオンエアそのものがなかったりと、さまざまなケースがあったため(宮城では1時間×3回でした)、もともと、あちこちカットしたり追加したりされているようですが、新鮮な気持ちで見られる方も多いものと思われます。
「せめて、あのエンディング・テーマ(ブルース・ス
プリングスティーンの「明日なき暴走(BORN TO RUN)」)だけでも……。」と、かすかな希望を抱いていたのですが、今回も基本的に、音楽はすべて差し替え。
それでもやっぱり、さまぁ〜ず+大江アナ・鎌倉と
ニューヨークでの“最後の街ブラ”が、167分にわたってじっくり堪能できるこの多幸感は、かけがえのないものです。
そんな中ずっと見て行くと、次第に“別れの時”が近づいてきて、なんともいえない気持ちになったり。
そしてあの時、わざとぶっきらぼうな言葉で大江アナに別れを告げた、さまぁ〜ずのお二人の心情に思いをはせると、同じ場面でも、大江アナに感情移入して見るのとはまた違った感慨があります。
あの瞬間の『モヤさま』は、「バラエティー番組」というもののワクを、間違いなく超越していました。
映像特典は、メニュー画面から選んで見られるもの2つと、シークレットが2つ。
さまぁ〜ずのお二人が、大江アナへの「5つの質問」をフリップに記し、
ニューヨークの大江アナがそれに答え、さらにその映像を見ながらさまぁ〜ず(+狩野アナ)がツッコミを入れたりするという、これがメインの企画。
大江アナと時を同じくして番組を卒業した、“舞妓AD”こと榎本くんのナイスプレーが、日本のバラエティー史上に残る名場面を生み出した、立川での「大江アナ卒業発表」シーン。
そして、シークレット。
2013年4月8日早朝(この「卒業スペシャル」がオンエアされた翌朝)、『ニュースモーニングサテライト』での、
ニューヨークからの大江アナ初登場シーン(ショウ君のツッコミ的ナレーション入り)。
ニューヨークから、おカタい経済のニュースを伝えているのに、大江アナは大江アナのままです。今でも…(2014年4月追記:みなさんご存知の通り、大江アナはおよそ1年間の
ニューヨーク勤務を終えて帰国し、2014年3月31日からは『ワールドビジネスサテライト』のキャスターとして新たな日々を送っておられますが、たとえどんなに出世しても、大江アナは大江アナのままでいてほしい。そんな想いが、オレの中にはあります)。
それと『モヤさま』にまつわる、ちょっとしたトリビアが明かされる映像(榎本くん、ここにも登場)。
これら2つの映像の出し方は、狩野アナがブログのエントリー「モヤさまDVD のヒミツ」の中で、明かしてくれています(ありがとう、狩野アナ!)。
後任の狩野アナも、いつかは『モヤさま』の世界にすっかりなじみ、新たな安定感を生み出して行くことでしょうが、このDVDに刻まれた、さまぁ〜ずと大江アナとのコンビネーションはある意味最強だったと、改めて実感しました。
初回生産分特典の20ページ・カラーフォトブックの中にも「思い出がいっぱい」です。
なお、
ジャケット&ディスク表面に使用された写真は、さまぁ〜ず担当の松本マネージャーが撮影したものだということです。
※2014年1月には、レンタルも開始されました。