映画作りの天才にして、希代のプレイボーイそして上司であるクィン・スコットに片思いをしている地味な秘書マギー。一度だけでいいから女性として扱ってもらいたいと、仮装パーティーで女優になりすまして彼と一夜を共にしようとしますが・・・

地味な女性からパーティー衣装への変身シーンが一番の見せ場で、こちらは文句なく素晴らしいです。（ただしKindlePWだと見開きが分断されてしまうのですが、それでも素敵です）また、仮装姿のクィンもカッコよく見とれてしまいました。

ただ、マギーがクィンに惹かれる描写がほぼないままストーリーが展開するのと、細かいエピソードがかけ足すぎて説得力が薄く、全体的に読者おいてけぼり感が強いです。レーベル（キララ）のせいか、アダルトなシーンにページを多く割いているためかもしれません。個人的にはもったいないなーという思いが強く☆３つです。