TVアニメ「スカイガールズ」 サウンドトラックの2枚組トールケースの高価な商品をAmazonで購入した皆さんが感じた“がっかり感”「TVシリーズでも再利用されているのに、OVAの楽曲が収録されていない」という不満が、コナミスタイルでの取り扱い終了という「限定解除」(但しOVAのDVD盤そのものは2013年12月末原作も限定継続)により、マーケット・プレイス経由とはいえ、ようやく入手可能になりました。
以下に内容をまとめます。
BeForU「小坂りゆ」さんが歌うOVA(DVD)「
スカイガールズ」のオープニングテーマ「Baby's Tears」と「OVA版
スカイガールズ」のオリジナルサウンドトラック16曲を1枚に収録したアルバム。
また、CD-Extra仕様として「
スカイガールズ」のクレジット表記の無い、ノンテロップオープニングムービーも収録！！
■仕様
・12cm CD1枚
■収録曲
1.Baby's Tears（歌：小坂りゆ）
2.Can I ｆall in ｌove ｗith "U"?（歌：小坂りゆ with"U"）
3.Baby's Tears 〜DDR Super NOVA Japanese edit.〜（歌：小坂りゆ）
4.Baby's Tears (instrumental)
【OVA版
スカイガールズ：オリジナル・サウンドトラック】
★( )内部の数字は、サウンドトラックとしての収録順番号。
5(1). Crisis of the Earth
6(2). Rush Out
7(3). Deep Blue Sky
8(4). Worm Crisis
9(5). Genius
10(6). On the Sea
11(7). Maintenance Soldier
12(8). Consultation
13(9). Precautionary Warning
14(10). Serious Mission
15(11). Swarm
16(12). Take Off
17(13). Sonic Diver
18(14). Huge Worms
19(15). Sky Girls
20(16). Sunset Cruise
21(17). New Fight
★CD-Extra コンテンツ「SKY GIRLS 〜OPENING MOVIE〜"Baby's Tears"」
※ Windows 又は Macintosh の CD-ROM 以上の規格ドライブを備えたパソコンでのみ再生可能。
私的には、イージーリスニング寄りのテレビシリーズの楽曲に較べて、OVA時代に作られた楽曲は基本的な作品世界の構成曲として作曲されただけあって、メロディーに深みがあり好みです。
テレビシリーズでも、ほとんどの曲が流用されており、特にトラック番号11(7). Maintenance Soldier 、18(14). Huge Worms が多用されています。
なおブックレット裏側を表に返してケースの爪に挿入すると、OVA版
スカイガールズのアニメサントラに相応しい絵柄になります。
。(ユーザー投稿写真「関連画像を見る」に掲載済み。)
総じて、シリーズの音楽世界のフルコンプを目指すファンの方はもちろん、
スカイガールズを知ったばかりという方も、先ずはこのOVA版の作品世界の基調音楽を聴いてから、テレビシリーズの2枚組サウンドトラック(絶版に伴い、税抜3,000円の小売定価が高騰していますが・・・)へと拡張されることをお薦めします。
TVシリーズ放映以前に作られたOVA（コナミ通販専売）と同時に発売されたアートワークスです。
そのため、TVシリーズで登場したキャラクターについては未収録です。
島田フミカネ先生（女性キャラ担当）、黒星
紅白先生（男性キャラ担当）の設定画、ボツ案やラフなどが殆ど収録されています。
フミカネ先生によるソニックダイバーのイメージデザインがラフから載っているため、「少女が飛行外骨格に乗る」という原案からどのように作られていったかがわかりやすいです。同時に制作されていたフィギュアの監修もされていたようで、指示なども見ることができます。
ノベル版の一部とOVAの途中までのアニメブックは余計かもしれませんが、入手できない場合は世界観を拡げるには良いでしょう。
スカイガールズより、アイーシャです。
ＭＭＳ企画なので、これまでの
スカイガールズＭＭＳシリーズだけでなく
武装神姫のＭＭＳとも互換性があり、いろいろカスタマイズできます。
もともと、
スカイガールズの絵って「頭がかなりデカイ」のですが
このマンガでは、さらに頭がデカくなってる気がします。
飛行外骨格の描写はそれなりに出来てる感じです。
下半身の描き方もイイですね。
アニメとかで設定を知ってないと意味がわからないマンガになってしまいますが。
４つのエピソードだけで、完結しちゃうので物足りないですね。
岩崎良明というアニメ監督がいまして、一貫して萌アニメの制作に携わり、その悉くを
成功させた萌アニメ世界の巨匠。
最も代表的な成功例を挙げろという話なりますと、やはり「
ゼロの使い魔」になると、
思われます。で、確実な成功作品ですので当然の様に第二期制作の話が持ち上がる。
でも、第二期の監督、受けなかった。
どうしてもやりたい仕事がスケジュール的に入ってるから。
はっきり言って誰がやっても絶対に当たるビッグプロジェクトですが、それを蹴ってまで
やりたかった仕事って何？
それが「
スカイガールズ」つまり、これ。
小説版とコミック版も目を通させてもらいましたが、アニメ版のこれが岩崎色が強い。
萌アニメで最優先すべき作画に関しては遜色ない。むしろ、戦闘シーン、ＯＰなどに関し
標準をはるかに上回る。
キャラ設定の作りこみも実に丁寧な事もあり、また世界観の構築がパーフェクトである事を
考慮すると普通のロボットＳＦ作品だと主張しても十分に通用する。
また、この作品は分類的に「コナミアニメ」に該当する訳ですが、この作品郡を愛好する
ロリ支持層の求める要素が随所にある。
最後に一番驚異的なポイントは上記これらの要素がそれぞれを阻害していない事でしょう。
どれかが消化不良になりそうですが実に調和を保っている。
その様な事から最高評価させていただくのが筋だろうと考えまして、この評価にさせても
らいました。
