「世界中に自慢したいよ」は名曲です。長渕の「乾杯」より結婚式に相応しい曲だと思うんだが、、、。これだけでもこのCDを買う価値有り。結婚ミュージックの作成に使用。(俺)
清志郎と人生を共に生きてきて 清志郎のファンの方は
必ず買え〜。今までの自分の歩いてきた道を 清志郎の一言 一声に
リンクさせて 泣け〜。
私はファン暦28年ですが 亡くなられた後 このDVDを見ていると涙が止まらなかった。
やはりこの人は かわいいし 魅力的。自分の子供を見守っているようでした。
京都会館のLIVEにも 行きました。日本武道館のDVDも持っていますが
これが一番 心に沁みました。ファン暦が長い人は特に 心に響くと思います。
清志郎の心の中の寂しさとか 優しさとか、垣間見える気が私はしました。
ご冥福をお祈りします。
清志郎が幼い頃にお母さんが亡くなり、その後お母さんのお姉さん夫婦に養子として引き取られ育つ、というその生い立ちは、清志郎本人もいろいろな場面で明かしていたことなので、わりとよく知られたエピソードではないかと思う。
この本は、その育ての両親が亡くなった時のこと、そのことによって(だけでもないでしょうが決して無関係ではない感じ)実の母の詳しい人となりを知ることになった清志郎の様子や気持ちが瑞々しく記されてある。
アルバム「コブラの悩み」に、「カラスの赤ちゃん」という童謡が収録されてある。いったいなぜ唐突に童謡を??と、当時不思議だった。
まもまく、清志郎のお母さんが生前、それはとても若い頃に違いないが、レコードを録音しておいたその童謡を清志郎が聴き、そして自分も同じ歌を歌ったのだ、ということを知った。
清志郎のお母さんの年代でレコードを自主制作するというのは、ちょっと考えられないほどに「ハイカラ」なことでは??と思えた。
そういうハイカラなお母さんをちょっと自慢しつつ、偲んで歌っているんだな・・・と思って私は何度も聴いていた。
今回、この「ネズミに捧ぐ詩」を読んで、清志郎のお母さんに対する気持ちを改めて強く知った。想像以上だった。
恋におちた喜びに似た気持ちにあふれているのだ。
清志郎は実のお母さんの写真を、物心ついてから初めてその頃に見たようだ。
『わーい。僕のお母さんてこんなかわいい顔してたんだぜ!』と。
派手な着物を着こなして、歌を詠み、レコードを録音していた清志郎のお母さん、である。
そのお母さんの才能が自分にたしかに受け継がれている実感が、清志郎を幸せに包んでいる様子がとてもよくわかる。
素敵な装画は清志郎の娘さんの百世ちゃんによるもの。
受け継がれた才能のあたたかな愛を感じてほのぼのした。
表紙だけでなく、見返しのところもとてもいい絵です。
...清志郎さんが亡くなって、あらためて今このアルバムを聞きなおしました。そして、とても驚いているのですが、ぼくにはこの作品が約20年も前に作られたとは思えません。恐いくらいに今のこの世の中の事を歌ってると感じました。ここで清志郎さんが言ってることが、何ひとつ解決してないんじゃないかと...。清志郎さんは昔からずっと、自分の感じた事や、これってちょっとおかしいんじゃない?と思った事をただ冷静に、リアルに、鋭く、真面目に、ふざけて、ブレずに、素直に、でもHに、表現してきた人だなぁと、勝手だけどそう思っています。...すんません、まともなレビューになってないかも知れませんが、まだ聞いた事がない人がいたら、本当に、ちょっとした興味本位でもいいから聞いてみて下さい。どんな年代の人でも何か一つは心に引っかかってくる歌や言葉があると思います...。