この人は表にはあまり出てこないんだけど
なんか定期的に気になってしまう人で、ついこの本を手にとりました。
小林聡美さんとゲスト(彼女の友人知人)との対談型の編集で、
各章2人でどこかを散歩しながら、よもやま話をライブに咲かせています。
読後、小林さんのつかみどころのなさは、
たぶんこの交友関係のでこぼこさ加減ではないかなぁと感じました。
彼女のブレーンとしておなじみの人から、
なんでぇ〜こんな知り合いが!とか、
えっと誰なんでしょう?と思える人まで。
ゲストとの初接触のいきさつから
小林聡美像がちょこっとのぞける、脱力系の対談集。
小林聡美が仲間たちと
ハワイ島のヒロやコナで過ごした数日間を描いた旅行エッセイ。
「多くの日本人が
ハワイイコールオアフ島そしてホノルルを連想する中、
ハワイ島に注目したのは良い着眼点でしょ♪」と言わんばかりのトーンはともかく、
内容としては、日曜日の午後によく放送されている、そこそこのアベレージヒッターな
タレントが出演する地方局制作の旅番組(個人的なイメージで言うなら、中京テレビか
CBC制作。出演者のイメージは敢えて控えさせていただく)を観ているような感覚に近い。
ホノルル以外の
ハワイに興味があるなら。
片桐はいりさんの本「わたしのマトカ」を読んで、映画「かもめ食堂」を観て、初めて
小林聡美さんという人物に正面から出会ったような感じです。
それからというものの、ようやく本書「ワタシは最高にツイている」にたどり着き、ワクワクしながら購入しました。
"あっけらかんとしたところ"、"さっぱりとしたところ"、映画での
小林聡美さんとまったく同じ感じが漂っていました。
でも、本の方が普段着の
小林聡美さんの姿がよく伝わっています。
主婦業を中心とした日常のたわいもないことのお話ではありますが、いずれもネタふりをして意図的に笑いを取ろうとしたものではなく、自然に振る舞って、さらさらっと書かれているところがいいですね。
そんなお話につい共感してしまい、いつの間にか笑いの渦に巻き込まれてしまいました。
ウィットな文章で、とっても気に入りました。
本作品は
みなみけを連載している桜場コハルさんの作品。
あの花を良く知ってる方がこのサントラを購入して
secret baseを聴くとあの花の印象が強いと思います。
このサントラの売りはsecret baseと夏祭りでしょう!!w