何年かクリスタルマインドを聞いていますが、こちらの
タイトルにはなかな取り組めませんでした。
「無価値観」という言葉を見ただけで、ものすごく聞きたくなかったんです。自分の中にある無価値観と向き合うのがずっと嫌で避けていたんだと思います。
他の
タイトルで、自分の存在意義をいろんな形で一生懸命守ってきてプライドを保っていたのがあっさりと崩れ去った時に、「あ、ものすごい無価値観があるな」と認められるようになってやっと聞き始めました。
これは聞いていると誘導
瞑想を受けているような感じになります。良い意味で期待をうらぎる内容です。これを聞きだしたら、今までずーっと気づいていても認められなかった事が認められるようになって解けてきました。
人と自分を比べていちいち反応していたのが少なくなり、人の問題を見るのがいやで他人事にして済ませていたのが、自分の事として見ることが出来るようになりました。
今まで無価値観から自分を防衛するためにつながりを断ち切ってきたのだとわかりました。そしてお腹の中でぶつぶつ言っていた不満や文句の声が減ったのに驚きました。
早く聞くことをお勧めします!
1.内容
大王製紙会長だった著者は、
バカラギャンブルの資金のために、「大王製紙の連結子会社から55億3000万万円を借り入れた」(p232より)ことが特別背任罪(会社法第960条)に問われ、懲役4年の実刑判決が確定したが、その著者がどのような人生を送ったのかが書かれた本。
2.評価
大変面白い本だった。著者のゲーム、ギャンブル好き(きっかけは「家族麻雀」だそうだ。p164)、「「仕事はできる人」」(p104)だった著者の経営哲学(主に第3章、第4章)、マカオやシンガポールなどにおけるカジノの実際、著者の夜の豪遊(芸能人の実名も多数)、そして著者がギャンブルの罠に陥った様、など、大変勉強になる内容である。ビジネスとはどういうものか、ギャンブルで破滅することはどういうことか、などがよく分かって多数の読者にとって有益だろう(なお「本書の印税は、全額社会福祉事業に寄付」(p269)とのことで、それも有益)。実名を出しているところで一部疑問もあるが(杞憂だろうが、実名を出された芸能人は迷惑を被らないんですよね?あと、佐野眞一に対する執拗な批判の意味がよくわからない)、面白さと比べたら些細なので星1つも減らさない。言い訳がましいと取れる部分も結構あるが、人間だからそんなものだと思うのでこれも星1つも減らさない。というわけで星5つとする。
3.蛇足
「
左遷の哲学―嵐の中でも時間はたつ (1978年)p2の、松永安左エ門(伝記は
まかり通る-電力の鬼・松永安左エ門 )の「名言」、「実業人が実業人として完成するためには、三つの段階を通らぬとダメだ。(中略)第三は長い投獄生活である」を思い出したが、今後の著者はどうだろうか?
*文中敬称略
1袋ごとのパックが箱に75個ドサッと入っています。しかし、味はきれいに梱包されている商品と変わりません。以前他の店で、マシュマロ入りのファミリー缶を購入したことがあり、あれはあれで良かったですが、1袋ごとのパックになっているのは使い勝手がいいです。欲を言えば送料が高いです。もし送料無料なら1杯26円程度になります。送料が入るので1杯37円程度まで上がります。とはいえ、総じてお買い得な商品です。