1992年、映画「The Bodyguard」のサウンドトラック盤です。
当時、映画「The Bodyguard」は、大・大・大ヒット。
ラジオをつければ、(1) "I Will Always Love You"が流れてくる。。。そんな時代でした。
かなりのロングラン・ヒットだったので、今でも、鮮明に覚えている人も多いでしょう。
このサントラ盤は、
「前半6曲がWhitney Houston、後半6曲が他アーティスト」(日本盤は11曲目に
ボーナス、全13曲)という構成ですが、実質、Whitneyの作品と言える内容です。
名盤3枚を生み出し、絶頂に上り詰めた時期。そんな時期に生まれた珠玉の6曲が収められています。
私が、特に特に好きなのは、(1)(2)(3)
(1)は、「The Bodyguard」といえばコレ!な名曲。
バックの演奏の音が少ない分、Whitneyの声が心に響く、素晴らしい
バラードです。
(2)も、名曲です。個人的には、Whitneyの曲で、最も好きな曲です。
Whitneyの全身全霊を込めた歌唱は、力強く神々しくもあり、まさしくソウルフル! ただただ、感動!です。
(3)は、Chaka Khanのカバー。
Whitneyの敬愛するChakaの名曲を熱唱! 最強ソウル・クイーンっぷりを魅せてくれます。Chakaに負けないくらい!
このサントラ盤は、今現在でも「世界で最も売れたサントラ盤」であり、「世界で最も売れたCDアルバムの1つ」でもあります。
自ら映画で主演し、自ら素晴らしい歌唱を披露したWhitneyが、ここまでスペシャルなものにした。。。としか言いようが無いです。
David Foster, Narada Michael Walden, Babyface, L.A. Reidといったスーパープロデューサー達が、ほれ込んだ歌声です。
「Whitneyファン」「リアルタイム世代」「当時、FMラジオをよく聴いていた人」etcに、Good!です。
「初めてWhitneyを聴く人」にも、Good!です。
2010年、ジャパンツアーの新聞広告を見て、「苦しい時期、越えたんやなぁ。良かったなぁ〜。」と、陰ながら喜んでいました。
それだけに、とても残念です。あまりにも、早すぎますし。。。
「あなたに、素晴らしい歌声が与えられたこと」「あなたが、その歌声を世界中に響かせてくれたこと」に、感謝します。
Jesus & People Love You. Rest in Peace。。。どうぞ、安らかにお休みください。