「マレフィセントだけ声が替わっている」と書いている方がいますが、
版権がポニーキャニオンからブエナビスタに変更になった時点で、マレフィセントだけでなく声優はすべて変わっています。
オーロラ姫が
アリエル姫と同じ声(すずきまゆみさん)になっているのは衝撃でしたね。
マレフィセントは、北林谷栄さん(トトロのカンタのおばあちゃんの声と同じ人)から、沢田敏子さんに変更。
フィリップ王子は、宮本昭太さんから、古澤徹さんに変更。
3人の妖精、ヒューバート王、お妃様、となりの国の王様(ステファン王)など、出演者全て変更されています。
ウィキペディアには、ナレーターは森本レオさんから佐々木勝彦さんに変わったと書いてありますが、それは間違いです。
古い方(ポニーキャニオン版ビデオ)が佐々木勝彦さんで、ブエナビスタ版のビデオや、DVD版が森本レオさんです。
なのでちょっとナレーターがトーマスっぽくなりました。
3人の妖精のうち ちょっとボケてるフォーナの、かわいいおばあちゃん声が、若い声優さんの声に変わっているのもちょっと残念ですね。
また、新しいバージョンでは、元気で太ってる青い妖精、メリーウェザーの声が、
ドラゴンボールの悟空の声(野沢雅子さん)になりました。
発声はかえているものの、興奮すると「オス!オラ悟空!」と言い出しそうな、
少年のような声になってしまったのも ところどころ気になりました。
古い声優さんで見ていた方は、ポニーキャニオン版(1989年発売のビデオ)を見ていた方だと思います。
どうしても旧版を見たい方は、「眠れる森の美女 [VHS] (VHS -1989)」 (パッケージに、マレフィセントも描かれているもの。商品詳細を見ると 販売元: DHVジャパン VHS発売日: 1989/09/15)と書かれているものをご購入下さい。
ビデオでも、パッケージにマレフィセントの絵が入っていないビデオは、
すべて新しい歌詞と声優なので、ご注意下さい。
ちなみに歌だけではなく台詞もかなーり変わっています。
物語冒頭ナレーター
「オーロラ姫と名付けました。オーロラとは、あけぼのという意味です」
↓
「オーロラとは、夜明けの光、という意味です」
誕生祝会に呼ばれなかったマレフィセントが
3人の妖精を見て「驚いた、下々の者まで・・・」
↓
「まぁ お前たちまで・・・・」
など、古い言い回しや差別的な言葉を変えています。
言葉は変化するので仕方がないと思うのですが、歌詞は飼えないで欲しかったなぁと思います。
【いつか夢で 旧】
夢の中でいつも会う君
燃える瞳を我懐かしむ
真(まこと)ならぬを夢とも呼ぶが
なれど同じ夢見を重ねれば
正夢になるという
【新】
あなたをいつも夢に見て
その瞳さえとても懐かしい
夢は幻だというけれど
でも分かる あなたこそ愛してくれる
あの夢と同じに
どちらの歌詞が好きかは人それぞれだと思うので、古い歌詞・古い声優さんのものが見たい方は、ポニーキャニオン版(1989年ビデオ)を。
新しい方が見たいかたはブエナビスタ版(1996年発売のビデオか、DVDや BD)をご購入下さい。
映像としては、ラチナエディションのブルーレイが一番 綺麗(でもベタ塗り風)に加工されてます。
また、一番特典映像が充実しています。
しかし、DVDはブルーレイに比べて画質は劣りますが、オリジナルの「趣」や「味」は残っています。
特に、暗闇のシーンが違う!!
ブルーレイ版では人物はいつも同じ色に塗られてしまっているので
暗いシーンになると 人物だけが妙にカラフルで 浮いているような映像になっています。
オーロラ姫を暗闇の中お城に誘導するシーンなんか
人物だけがカラフルに浮いていて、迫力や緊迫感が減ったような感じがします。
さらに、DVDの中でもさらに画質に違いがあります。
●2003年発売のDVD「眠れる森の美女」→ オリジナル・ビデオに一番近い。
●スペシャルエディション →2003年発売のものをデジタルリマスターしていて 少しだけ綺麗。
●プラチナエディション →映像はスペシャルエディションと一緒だが、特典映像が充実している。
という違いがあります。
それぞれ特徴がありますので 見比べて楽しむのも良いと思います。
個人的には、音声は1989年版ビデオが一番おすすめ。
絵柄は、DVDスペシャルエディションが一番おすすめです。
「眠れる森の美女」は、古今東西色々な画家が手がけていますが、この本はその中でも傑作に入ると思います。古典絵画的な上品で美しい画風。深く淡い光を放つ世界、細かい装飾、どれをとっても一級品の作品です。
「マレフィセントだけ声が替わっている」と書いている方がいますが、
版権がポニーキャニオンからブエナビスタに変更になった時点で、マレフィセントだけでなく声優はすべて変わっています。
オーロラ姫が
アリエル姫と同じ声(すずきまゆみさん)になっているのは衝撃でしたね。
マレフィセントは、トトロのカンタ君のおばあちゃんの声の北林谷栄さんから、沢田敏子さんに変更。
フィリップ王子は、宮本昭太さんから、古澤徹さんに変更。
3人の妖精、ヒューバート王、お妃様、となりの国の王様(ステファン王)など、出演者全て変更されています。
ウィキペディアには、ナレーターは森本レオさんから佐々木勝彦さんに変わったと書いてありますが、それは間違いで、
古い方(ポニーキャニオン版ビデオ)が佐々木勝彦さんで、ブエナビスタ版のビデオや、DVD版が森本レオさんです。
なのでちょっとナレーターがトーマスっぽいです。もちろんトーマスとはしゃべり方を変えてはいますが・・・。
古い声優さんで見ていた方は、ポニーキャニオン版(1989年発売のビデオ)を見ていた方だと思います。
どうしても旧版を見たい方は、「眠れる森の美女 [VHS] (VHS -1989)」 (パッケージに、マレフィセントも描かれているもの。商品詳細を見ると 販売元: DHVジャパン VHS発売日: 1989/09/15)と書かれているものをご購入下さい。
ビデオでも1994年発売のものは新しい歌詞と声優なので、ご注意下さい。
マレフィセントの北林谷栄さんのしわがれた声の独特なイントネーションとか、
3人の妖精のうち ちょっとボケてるフォーナの、かわいいおばあちゃん声が、若い声優さんの声に変わっているのがちょっと残念ですね。
また、メリーウェザー(3人の妖精のうち、ブルーの妖精)の声が、
ドラゴンボールの悟空の声(野沢雅子さん)なのが、ところどころ気になりました。発声を少年ではなくオバちゃんの声にしているものの、興奮した時などが時々悟空っぽくなるので・・・。
ちなみに歌だけではなく台詞もかなーり変わっています。
「オーロラ姫と名付けました。オーロラとは、あけぼのという意味です」
↓
「オーロラとは、夜明けの光、という意味です」
など、古い言い回しを現代語に変えて分かりやすくなっています。
あとはちょっと差別的な言い回しをなくしています。
(誕生祝会に呼ばれなかったマレフィセントが、3人の妖精を見て「驚いた、下々の者まで・・・」→「まぁ お前たちまで」)
言葉は変化するので仕方がないと思うのですが、歌詞は飼えないで欲しかったなぁと思います。
【いつか夢で 旧】
夢の中でいつも会う君
燃える瞳を我懐かしむ
真(まこと)ならぬを夢とも呼ぶが
なれど同じ夢見を重ねれば
正夢になるという
【新】
あなたをいつも夢に見て
その瞳さえとても懐かしい
夢は幻だというけれど
でも分かる あなたこそ愛してくれる
あの夢と同じに
どちらが好きかは人それぞれだと思うので、古い方が見たいかたは、ポニーキャニオン版(1989年ビデオ)を。
新しい方が見たいかたはブエナビスタ版(1996年発売のビデオか、DVD)を。
両方見て比較するのも面白いですよ。
映像としては、プラチナエディションのブルーレイが一番美しい現代風になっています。
また、一番特典映像が充実していて、おススメです。さすが2層式ブルーレイ、データ量がすごいです。
DVDの中で、昔の映像に近いのは 2003年発売のDVD「眠れる森の美女」(
タイトルに「〇〇エディション」とかは何もついてない、ただの「眠れる森の美女」)ですね。
こちらも映像の比較するのが面白いですよ。
川端康成氏はストーリーテラーではなく本質的には詩人だと思うので「雪国」も、「古都」も、ましてや「山の音」も長すぎると私は思っています。だから、P100程度の「眠れる美女」は最適な長さであり、そして何より内容が素晴らしいです。私はこの作品で初めて川端康成氏が
ノーベル賞を取った本当の意味が分かりました。ストーリーを楽しむのではなく、感じることが大切なんだと気づかせてもらいました。
本作はロス・マクドナルドの最後から2番目の作品にあたります。本作もこれまでと変わらず、家庭を舞台にした悲劇が語られるのですが、背景として石油流出事故という社会問題が描かれているところが大きな特徴です。決して社会派に転向したというわけではありませんが、社会の悲劇と家庭の悲劇が呼応し合っており、主役である後者をより引き立てるような効果を生み出しています。
アーチャーは失踪した女性に個人的に惹かれているように思われる描写がしばしば出てきます。これは次作確固『ブルー・ハンマー』において彼が恋人をつくることによる予兆なのかも知れません。