昨日、めざましテレビで見たセブラクイーンのCD発売イベント映像がかなり俺のツボにハマりました。
というわけで、プロモビデオ目当てで早速ゼブラクイーンのCD+DVDを買いました。
ディスクの模様は洒落ていて良かったです。
「2025年の音楽のヒットチャートで40週連続1位」だけあって、ヘヴィ・メタル/ハード・ロック派の俺でも曲にノレました。
しかし、ゼブラクイーンを演じている
仲里依紗さんって映画「ガチ☆ボーイ」とかでも
俺は見たことがある人なんですが、当時俺は特に印象に残りませんでした。
どんなキャラの人なのか知りませんが、CMとか他の出演作品の写真では見た目は正統派アイドルっぽい容姿なんですが、
ゼブラクイーンの格好は凄いです。
しかし、プロモビデオを見たら衣装・メイクや腰を振ったりする振り付けも凄いのですが、
それよりも歌っている時の顔の表情や腕の動きが本当にものすごかったです。
完全に俺のツボでした(笑)。
”
仲里依紗。天晴れ!!”・・・・・・という気分です。
あっけらかんと呑気な雰囲気もある太宰の戦後学園キャラクター小説よりもグッとクールな感じの映画化作品。
原作は、完成度はさほど高くないけれど、馬鹿馬鹿しくキラキラした魅力の作品だけど、原作をかなり忠実に再現し、かつ『パビリオン山椒魚』の冨永監督と菊地成孔が独創的な味付けをして、簡単には言い難い、余韻が残る作品になってました。
よくもそんなところから集めたな、と思えるほどの多様な分野から集まった大胆なキャストが、本当にはまっている!
17歳に思えない主演・染谷の背伸びした大人ぶり、そして彼を取り囲む
窪塚洋介のキラキラした目。
仲里依紗のはじけっぷり(ゼブラクイーン前夜の最高の輝きを誇る)、映画初出演の川上未映子の堂々たる
大阪女ぶり。そしてふかわりょうの使い方。
主題歌とモノローグのアンサンブル。最後の暗転の余韻。
いつの時代にもある青春のもやもやした時間の断片の中、“悶々”と“キラキラ”とが同居した、他にはない最高にエレガントな気分で映画館を後にできました。