ジブリの百瀬義行さんがイラストを描いているということで、興味を持ちました。 春夏秋冬4つの季節の主だった「日本の行事」を、百瀬さんの挿絵と共に解説していくのですが、知ってるようで知らなかったことがいっぱいあって、なんだか少し賢くなった気分。 挿絵がトトロを見た時の懐かしい風景…夏休みのおばあちゃんちを思い出します。 行事紹介以外にも、四季の草花や旬の食材なども優しいタッチの挿絵で彩られていて、ミニ画集図鑑って感じも気に入りました。
柳原先生の本は幾つか持っているのですが、一番まとまっていると思います。最近多いお手軽料理とは全く異なる正統派の和食ですが、だからといって特別なものではなく、卵焼きやあげだし豆腐、さば味噌など、とりあえずこれができたら「料理できる人」って感じのところは抑えてあります。お刺身の盛り付けなんかもマネすると、料理屋さんぽくなりますよ。有名シェフの本の通りに作ってもあんまりおいしくないことってよくありますが、さすがに料理教室で生徒に教えるためのレシピということで、そのまま作ってちゃんとおいしいです。でも、せっかく前菜からご飯まで揃っているのだったらデザートまであるとよいなーということで、星4つです。
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