ご存知の通り「週刊コミックバンチ」が休刊し、よって掲載作品もモロにその余波を受けることに……。それはこの「エンジェル・ハート」も例外ではなく、しかし人気もあるこの作品がそうそうなくなる筈もなし。「月刊コミックゼノン」にて、この巻の続きが連載決定です。
今巻は香瑩へと割とマジな感じで愛を捧げる佐久間が、全てをもっていっていった感じ。デキる男を地で行くこの佐久間、なかなかの好男子です。"アノ"りょうでさえ、当人達がいいならまあ−−的な態度、その器が窺えますね。
もっとも当の香瑩の方は、自身の心臓移植による限られた寿命のこともあり、最初からお断りモード。その香瑩の心のありようと佐久間の事情とを絡めての、「ギフト」の話がとても良かったです。こういう考え方、生き方もあるのだと読んでいてとても感銘を受けました。
今回の掲載誌にまつわるゴタゴタに、どうも北条先生はあまり関わりたくないご様子。まあ、漫画家さんはいい作品を描くことだけに集中していたいですよね、そりゃ……。どうか「月刊コミックゼノン」にと移られても、これまでと変わらない作品をと読者としても願ってやみません。2ndシーズン、心待ちにしております!
「リョウ」のいいパパぶりは「シティ-ハンタ-」からのファンなら予想通りでしょうあの頃から親子がらみの話になると「遊び人リョウちゃん」から完全に「おせっかいやきのリョウさん」になっていましたから「香ちゃん」との娘となれば「シャンイン」が関わる事は事件であろうがなかろうがご期待通りにシャシャリ出て切ない気持ちになりそうな話をホ-ムドラマのお父さんのように見事に明るくまとめてくれるさすがリョウセンセイ「親の死というのは親が子どもに伝える最後の人生観なのかもな」というリョウのセリフが最近のアニメで心にのこったセリフの一つですそれと並んで心に残っているアニメのセリフが「かいけつゾロリ」のなかで「ママはいつだって子どもの味方なんだ」というゾロリのセリフです「親への絶対の信頼感と親の生き方への共感がこの二つのセリフにこめられていると思いますいまの時代私を含めこの「ゾロリとリョウのセリフ」に心から頷ける人は幸せだと思いましたそしてそんな素敵なパパ.ママになって欲しいという両作者の願いがこめられた2作品だと思いますこんないいアニメ終わってしまい残念ですぜひ「エンジェルハ-ト2」も熱望します
イギリスでとてもポピュラーなアーサー王伝説に出てくる、魔術師マーリンの若き日々の物語。
マーリンと言えば、普通は白い髭のおじいさんを想像するが、これはマーリンの青年時代という設定なので、アーサー王も、まだ王子。伝説とところどころ設定をかえて、大人から子供まで楽しめるファンタジードラマとなっている。基本的に一話完結なので、設定さえつかめば、どこからでも楽しめる内容となっている。
ファンタジー好きにはお勧めの商品!!
特典映像で、それぞれのキャストのインタビュー集がついてくる。
質問がキャスト全員に、コリン(マーリン役)とブラッドリー(アーサー役)の関係を聞いているのに笑えた。
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