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私は医龍という漫画を知らずにこの漫画を読み始めたので、先入観なしにかつ医龍と比較することなくこの作者の作品を読んでます。
 
 やはり絵の美しさ、そしてジョンハリスの臓器くじという哲学的問題を扱っている点で面白い。
 
 ただ残虐性がきついです。
 単なるバイオレンス・残虐性には耐えれるのですが、
 親子の愛情を何の理由もなく、何事もなく無感情に切り捨てるような描写は、
 私の心に重すぎるものでした。
 
 そのためどうしても再度読み返そうと思えない。
 しかし読み返したい。
 しかし読んだら落ち込む。
 
 んー、久々にややこしい作品にであってしまった。
 
 
   
医療漫画だったのに、
教授戦がどうのこうので政治モノみたいになって
 いまいち飽きてきてましたが、
 ここにきてようやく、また盛り返してきた感じです。
 伊集院の手術シーンは面白かったです。
 でも、また次で教授戦の話に戻るのでしょうね・・・。
 
 
   
私は最近読んだ漫画で段違いの面白さだと感じます!続きが待ち遠しくて仕方ない漫画です。
 話はヒトの本性サスペンスと言うことでそれに違わないお話です。
 人の表情の描き方が上手いのでギクッとします。そんなにグロもエロもないです。
 
 
   
教授選挙の結果が出て、新教授が誕生します。
この教授選挙…最後の最後まで予想外の展開が待っています。
 
 登場人物のその後も描かれ、
 成長した伊集院の今後や朝田の活躍をもっと見たい気がしますが、
 終わり方としては、うまくまとまったと思います。
 
 それぞれが本音で語り合う場面もたくさんありますが、
 中でも鬼頭と朝田の会話に感動させられました。
 
 最終巻も面白かった!
 
 
 
 
   
この24巻は、今までで最も濃い内容になったのではないでしょうか?
 国立の息子と朝田の手術が終わり、
 いよいよ教授選挙の予備選がはじまります。
 しかし、この予備選でまたドラマが。
 予想もしていなかった、あの人が、投票直前の医局員達に熱弁を奮います。
 この時のための伏線だったのか!と
 予想外の展開に驚きです。
 
 そして、予備選で選ばれた2人の教授候補に、さらに試練が。
 
 今回は、それぞれの登場人物の本音が出てきて、
 驚きと同時に、もうすぐ終わってしまうのかというような寂しさがこみ上げてきました。
 
 教授選に、こんなドラマを考えられるなんて、
 本当に面白いです。
 
 
 
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