面白くて一気読みしてしまった。
海外における日本のサブカルチャー報告は、
特に役所や大学の関係者の著作である場合、
驚く程つまらないことが多いが、
本書はとってもビビッドに海外(特にフランス)の状況を伝えてくれる。
ゴシック&ロリータファッションとその周辺が本書のテーマであるが、
「カワイイ」という言葉が、
世界に新しい概念として、
しかも日本オリエンティッドな形で、
急速に拡散している状況がよく分かった。
何となくそういう気配(つまり「カワイイ」文化の世界化)は感じていたが、
それが現実になりつつある。
世界中の感性の差異が相対的に少なくなっているのだろう。
「カワイイ大使」の役割など目かr鱗が落ちた。
読み物としてとても楽しめる1冊だ。
サブカルものでは最近の傑作。
余談だが、文中で気になった日本語。
「端緒」は「開く」とか「つく」ではないか。「つかむ」は違うような。
現実と幻想をシンクロさせながら、本人たちと見間違う様なドキュメントな感覚で、稀代の愛の狩人であり、不敵で不遜なカリスマであったアーティストに迫った映画「ゲンスブールと女たち」は、酸いも甘いも経験した中年男には、その色気と頽廃にあてられた男心をくすぐる逸品だった。 その映画公開に合わせ、コンビネーション・アルバムとして発売されたのが今作。サウンドトラック盤ではないが、映画で使われた楽曲を中心に全35曲。 曲の解説に、映画との関わりを語った立川直樹氏によるライナー・ノーツがトリビア的知識も交えながら、名人芸の話術で読ませる。 「ジュ・テーム・モウ・ノウ・ブリュ」、「ラ・ジャヴァネ―ズ」から、「ボニーとクライド」、「ラヴ・オン・ザ・ビート」まで、まずは、セルジュ・ゲンスブールの魅力にあます事なく触れられる。 映画のムードそのままに、スキャンダラスで破滅的だが、愛の深淵の世界に引き込まれる優れもののアルバム。 ゲンスブールの残した楽曲の数々は奥が深いし、まだ聴き始めたばかりなので、★は4つにしておくが、映画にハマった方は、必聴と言って良い。
ベゼル部分の傷について書いてる人がいらっしゃいますがシールを剥してないんじゃないでしょうか。
かなりピッタリと貼ってあるので気付きにくいけど、ベゼル部分にもシールが貼ってあります。
かくゆう自分も最初は「すげー傷がついてる。」と焦りましたがシールを剥せばピカピカでした。
おそらく素材はステンレスでしょうから、ちょっとやそっとじゃ傷は付かないはずです。
機能については文句ありませんね。
5000円でほぼプロトレック並みの機能が装備されてるんですから十分です。
唯一気になるのは防水機能くらいでしょうか。
「WATER RESISTANT」となっているので一般防水仕様ですね。
一般的に「WATER RESISTANT」は3気圧防水相当と言われてますから雨に濡れたくらいで壊れることはないでしょうが
5気圧防水くらいあれば完璧でしたね。
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