このアルバムのプロデューサーである、元キングクリムゾンのロバートフィリップの影響が非常に強く、ホール&オーツの作品も含め、彼のキャリアの中でも、最も異質な作品。
その事が影響し、77年に製作されたものの暫く発売が見送られていましたが、後にホール&オーツが大ブレークした事がきっかけで80年代に結局発売されました。
時期を逸した事もあり、リリース当時あまり話題にならなかった記憶がありますが、このアルバムがもしヒットしていたらダリルホールのアーティストとしての価値観は良くも悪くも大きく変わっていただろうと言われた作品だけあって、作品の持つエネルギー感は素晴らしいものがあります。ロバートフィリップもダリルホールの事を理想的なヴォーカリストと評価しています。
異質と言いましたが、7,10は赤い断層以前にダリルホールが得意としていたタイプのバラードです。
因みに、ロバートフィリップのソロアルバムのエクスポージャーとリンクしている部分もありますので、興味のある方はそちら(完全版)も聴いてみる事をお勧めします。
テレビで流れていたCM、情報番組内での取り上げ方で、公開当初は万人向け的なイメージを持たれたようです。タランティーノ作品を多くの人に見ていただくチャンスではありましたが、この手の作品に理解と免疫がない観客(特に彼氏彼女)が劇場に足を運んでいたようで終了後に廊下、昇降階段などで「キモい、最悪、金が勿体無かった、つまらなかった」を連発。 断っておきますが、同作品はファンにとって「直球」のストライク! 期待以上の面白さがあります(そんなファンのリアクションを劇場で目の当たりにして「引きまくる女性客」という劇場内の様子も素晴らしかったです)。母親が幼子に「苦くないでちゅよ~」と、凄まじい劇薬を飲ませる行為に似たようなものでしょうか。「苦いよ」と教えてから、与えた方が良い場合もありますよね。同作品は「年齢制限(R指定)」分の苦さはありますけれど、見所はそっちの方向・角度じゃないってことです。
ファンの間でも好き嫌いが分れるかもしれません。 Mixされている曲は彼らの代表的なものですが、強引なMixって感じでちょっと戸惑ってしまいました。 この手のものはかつてダンスホールでよくかかっていたみたいですが、それらをリアルタイムで知る方達にとっては非常に貴重なCDじゃないでしょうか?純粋なH&Oファン向けというよりは「H&Oの曲でよく踊ったなぁ~」と若かりし頃を懐かしみたい方にとってのベストアイテムじゃないかと思います。 初めてレビュー書きます、、素人レビューでお恥ずかしいですが少しでも参考になれば、、、。
ダリル・アンカ バシャール vol.1 災害からの再生 [DVD] も同様。 もっと編集をうまくして欲しかった。 トラック・目次や字幕以外に吹き替えなどがあればもっと良い
ダリル・アンカであってもバシャールであっても その理論的な思考は賢さが伝わってきます。 思考を十分に発揮するには、目を閉じたり属に言うチャネリングの状態の方が本領を発揮しやすいのでしょう。
それゆえに、ダリル・アンカとして覚醒している状態なのであれば その分、もっとサポートを受けて良い作品としてDVDを作られるといいのかもしれない。
そもそもH&Oに「捨て曲」などそんざいしないのかもしれませんが、19曲まるごと、これぞH&O!…という無駄の無さ。
昔を懐かしむ人も、H&Oを知らなかった人も、是非!
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