毎号欠かさず本誌買ってる花ゆめいとなやつがれであるが、前作「親指からロマンス」は第一回だけ読んであとはスルーしてた。が、コイツははまった。 真冬のバカっぷりがたまらん。 鷹臣クンの腹黒っプリがシビれる。 そして早坂クンの真冬に輪をかけたバカっぷりでトドメだ。 それにしても早坂クンは不幸だ。なんたって苗字だけで名前出て来てないんだ。少女マンガのヒロインの相手役(個人的にこーゆーキャラを王子様と呼んでいる)でこんなにおざなりな扱いされてたキャラっていた? 少女マンガとしてはことほどさようにはみ出てる。だがオモシロいってのは間違いない。 ヴィジュアルの「VBローズ」、ストーリーの「しゃにむにGO」、そしてわけわからんパワーの本作の三本が今もなおやつがれに本誌を買い続けさせている。ドキドキもワクワクもありゃしないが、気が付いたら今上げた二作とともに最初に読み出す作品になってた。本来ヴィジュアル志向が強くてこの手の作品にあんまし魅かれないやつがれがハマったんだからコイツはかなりのもんだと思うんだ。なんで満点にしちゃった。 荒っぽい絵で引いてるアナタ、一発どーんと飛び込んで見ちゃいかがかね?
根底にとても真摯なテーマも横たわっている作品ではありますが、コメディとしても気楽に読めるテンポが好きです。この作品は所謂「ヤンキー」という人種が嫌いな私でもキャラに好感が持て楽しく読めます。
第2巻には第6話〜第11話が採録されてますが、この時点ではまだノリのいいコメディ色が強いですね。
「絆」「仲間」といったものが感じられ、「トップの意味」を再認識させられ真冬が泣くようなシリアスな展開になるのは「花とゆめ」2008年8号の第14話辺りからです。
第2巻は「不気味な笑顔の鷹臣くん」から始まります。
まだ部活に入っていないのは真冬と早坂だけだ、お勧めの部は…なぜだかわかんないけど続きは聞かない方がいい気がすると脱兎の如く逃げ出す二人(笑)
言われる前に他の部に入ってしまえ、それなら正攻法だから鷹臣君も文句は言えまいと意気投合する二人。
しかし乗馬クラブを覗けばそこはS&Mの変態世界、女の子らしくなりたいという真冬の願望から手芸部に体験入部すればそこはマッチョの集まり(笑)
展開があまりにもベタで、そこが逆に笑えます。
風紀部に入部させられ緑ヶ丘の番長を倒すハメになる早坂君と真冬。
そういえば前の学校には番長がいなかった、早坂に
「不良を束ねる心優しい不良の事を何て呼ぶ?」
と尋ねあっさり「そりゃ 番長だろ」と返され、実は自分が番長だったんだと気付いてしまう真冬が面白すぎです(笑)
そしてあまりにも真っ直ぐすぎる、卑怯な手を使わずに番長に闘いを挑む早坂がこのままでは負けると多くケンカをしてきた経験上分かってしまった真冬は番長との共通の趣味「モールス信号」(笑)で地面をドンドン踏みつけながら信号で「この勝負は後日あらためて」というメッセージを伝える、このバカみたいなセンスがギャグとして最高に面白いんですよね。
番長と早坂のケンカに仮面が割れてウサちゃんマンとして加勢できなくなった真冬は「夏男」という男に化けて助太刀。真冬をひっくり返して「夏男」、ベタすぎて逆に笑えます。
自分を助けてくれた兔の仮面の女の子にもう一度会いたいと願う早坂、そして真冬が以前から本性を隠して「ラブリーな女の子」として文通していた相手が意外な人物でした。
本誌で連載も読んでますが今後の展開が楽しみです。
この漫画好きすぎる!
これ大人にしか分からんだろうというギャグがじわじわくるんです。
花とゆめは全体的にあまり恋愛×恋愛してないのでおとなになっても読んでます。
赤ちゃんと僕、フルーツバスケット以来コミック買ってなかったのですがこれはオススメ花丸です♪
1巻を読んだ時、電車の中だったのに思わず吹き出してしまいました(笑)今回はそんなに笑わないかなぁーとか思っていたのですが、とんでもない!!さらにレベルUPして面白かったですwww野崎の剣さん愛もさることながら、サブキャラも良いアジ出してて面白いです。特に今回は美術部でみこりんがモデルをやることになった辺りが笑いを堪える限界でした ε=('ε` )作者の笑いのセンスは最高です!
今回もバカ盛り沢山でした。
雲行きが怪しいといえば、雅が生徒会役員を召集したという事。 新キャラが6人も登場。 学校の評判落としの為、桶川の仲間を利用して桶川潰しを企てている様子。
こんなに一気にキャラが増えちゃ覚えられないよ!しかも笑いの部分が減っちゃうよ!と思ったけど、役員全員が一斉に動く訳ではなさそうなので一安心。
あと、早坂の家庭環境もチラリ。 ほんとちょっぴりでしたけど。
あとはバカ。ひたすらバカ。 バカばっかりw
由井のバカさ加減が、ほんとに敵か?と思わせるほど笑える。 優等生タイプが一生懸命フザけると、こうも可笑しくなるのか-って感じです。
鷹臣の大学の友人も登場し、こいつもバカでした。 鷹臣以外でダメな感じの大人が見れて新鮮だな-と。 ただの悪役かと思いきや、ちょっと哀れで可愛かったです。
沢山キャラがいるのに、真冬や鷹臣、早坂、桶川でもしっかり笑わせてもらいました。
続きも気になるし…小出しにするのが巧いよな、椿先生。
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