平井和正氏原作の「エイトマン」も「ビフォー/アフター」の小説リメイクと
実写&アニメのリメイクがありましたが、思ったほどヒットせず・・・。
今回、3度目の復活は、平井&鷹氏による原作から新プロットでのリメイク!
主人公「東(あずま)」が「東(ひがし)」少年として復活するあたりが、今風で、
「ネオ」の呼び名がぴったりはまった大傑作です。
平井和正著『サイボーグブルース』が「エイトマン」の原型であることは、
ファンの間では有名であるが、まさにその原作がよみがえるような、小説的コミックで
昔ながらのファンとしても、完全に公認できる素晴らしい作品です。
ぜひ、10巻以上の長編を目指して続いて欲しいです。
収録作品は下記の通り。
殺人ロボット〇〇五 週刊少年マガジン 1964年(昭和39年)12号〜20号
魔女エスパー 週刊少年マガジン 1964年(昭和39年)21号〜31号
幽霊ハイウェイ(絵物語) 別冊少年マガジン 1965年(昭和40年)4月号
サイボーグPV1号 週刊少年マガジン 1965年(昭和40年)47号
週刊連載が1965年13号で終ったあと読切りで載ってるのを見つけるとうれしかった。
「サイボーグPV1号」はそんな作品のひとつ。東探偵の顔が明らかに連載時と違う。のちに「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」の「狼は泣かず」に使われた哀しい物語です。
正月にこの本の編集に協力した方と話す機会がありました。 別冊少年マガジン1964年秋季号の表紙が収録されなかったのは、 この絵を描いたのが、当時桑田次郎氏のアシスタントをつとめ ていた小畑しゅんじ氏の筆によるものだからです。編集サイド は、あくまでも桑田氏の作品集という点に拘ったようですが、 ファンとしては、そのことを明記して収録してほしかったです。 その点が、瑕疵になるとは考えませんので、私の評価も星5つ です。 なお、この本のセールスしだいでは、「月光仮面」「まぼろ し探偵」を中心とした桑田次郎氏の画集の計画もあるそうです。
秋田書店版8マン
一番入手しやすいサンデーコミックス版
この本で8マンを読んだ人多いと思います。
表紙絵は連載時扉絵使用
収録にあたり、加筆・修正(エピソードの繋ぎ目部分など)有
連載当時の形態で読みたい方は
扶桑社版(文庫版)またはリム出版(リム出版新社)版(A5判)
をお勧めします。
第一巻には
怪人ゲーレンの巻
サタンの兄弟の巻
怪力ロボット007の巻
が収録されています。
いわゆる『懐かしモノ』の価値は当時のオリジナル音源かどうかによって決まるんですが、ザッと収録曲を見てみると残念ながらオリジナルと言えるものは10曲程しかありません。昔は権利について何だかんだとうるさくなかったんですが最近はキビシーので、発売元のレコード会社がオリジナル音源の権利を持っていないと別の歌手バージョンでお茶を濁すしかないのが辛いトコロです。でもそれはそれ、別の楽しみ方もあるのですよ。 例えばここに収録されている『マジンガ-Z』、オリジナル盤はアニメ界のアニキこと『水木一郎』ですけど、何と『子門真人』が歌っているのです!これは必聴の価値アリですよね!他にも『銀河鉄道999』といえば『ささきいさお』なのに、聞いた事ない方が歌っている。いったいどんな『999』なのか・・・こんなふうに聴いてみるとオリジナルとは違った面白さがありますよね。 でもね、本当は誰が歌おうと気にしないのが一番いいんです。イントロを聴いて「あ、コレコレ!」って思い出して、歌を聴いて忘れていた歌詞を思い出す。つまり当時を懐かしむキッカケになってもらうのがこのCDのお仕事なんですから。 『懐かしのテレビ主題歌』の入門編としては十分オススメですよ。
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