原作とはだいぶ内容が異なりやくざ映画になってしまいました。 オープニングの渋川の町並みに流れる岡林のラブジェネレーションが最高でした。30年前劇場で見たはずなのに覚えていたシーンは岡林がリヤカーを引いてガイコツノ歌を歌うシーンだけ。監督はあえて白黒映画で閉塞された時代感とリアル感をだしている。佐藤慶が二役だったとは・・・ラストで村瀬は死ぬのか? やくざと学生運動がどうリンクするのか?答えは自分の中にある。 高橋和巳ファンは小説とイメージが違うので見ないほううがいい。 岡林信康ファンあるいは70年代の日本に郷愁を抱いている向きにはお薦めのDVDです。
子どもは大人を非常に気遣います。
私自身が子どもだった頃、そして今、私のもとにいる子どもたちを見ていても
そう感じます。
この本を読んでいると著者が非常に深くさまざまな心の様相を理解していらっしゃることが解ります。(ちょっと上手く書けませんが。)
この人は本当に知っているんだなあ。
ここまで理解してくれる方がいたんだなあ。
驚くとともに深い安心感を感じました。
どこからどこまでが心の「病」なのかは素人の私にはわかりません。
親はほとんどの人にとって、本当に大きな存在。
意識せずとも、その人の人生に大きく関わります。
多くの人がこの本を読んでいて、どこかふっと気持ちが落ち着いたり、
納得できたりする所があるのではないかなと思います。
著者の理解の深さに信頼と安心感を覚えました。
過食症と両親との距離…その他もろもろに悩んでおり、
健全な社会生活は送れていません。
こちらの書籍は担当医と話しているときに、教えてもらいました。
全て読み終わる頃には、涙が止まりませんでした。
症状はバラバラでも、根本の原因ははみんな同じなのかもしれないと
思いました。変な感想ですが、勇気が出ました。
カウンセリングの重要性、私自身とても大切だと理解していましたが、
これからもカウンセリングの時間を有意義なものにしていこうと思いました。
何冊もこういった「変われる!」本を読んだが
これは独特だった。
ポジティブシンキングを押し付けるのではなく、
ほんとうに、なにかが腑に落ちた時、
(筆者によると「絶望することが出来た時」)
新しい自分が始まる。と。
ぐるぐると堂々巡りの悩みの渦中では、消耗しきっていて
ポジティブシンキングの実践どころではない。
たくさんの悩める人を見てきたこの筆者だから書けたのであろう、
読んでみて、なるほど、そうかも、と「腑に落ちる」本だった。
製造業において日本企業が2015年までに実現できる可能性がある
「破壊的イノベーション」の例を具体的に紹介した上で、
その要素となるテクノロジー動向や、実現の前提条件となる日本企業の
強みや予想される障壁など具体的に解説した良書です。
ハイテク分野でイノベーティブな製品を出せなくなってきた日本企業
の現状とともに、日本企業が進めている研究開発動向を踏まえ、
日本企業が従来から強みを持っていたアナログ技術と最新のデジタル
技術を組み合わせて、健康・医療やエコ領域で日本企業がイノベーションの
リーダーになれるシナリオを描いています。
単なる絵空事ではなく、日本企業のこれまでの製品開発失敗に関する
明快な分析や現在実際に行われている研究開発動向に関する豊富な知識を
踏まえており、説得力があります。特に、1・3・6・7・9章がこの観点から
読み応えがあります。また、このようなイノベーションを実現するための
マーケティングやビジネスモデル構築への処方箋(10〜12章)も、
明快に整理されています。日本企業が陥りがちな典型的な失敗傾向が
網羅されていて、海外進出を目指す企業の担当者の
チェックリストとしても役立ちそうです。
一方、人材や生産性向上など企業の内部管理に焦点を当てた2・8・13・
14章については、問題点の指摘に共感こそできるものの、処方箋については
説得されるまではいきませんでした。2章で列挙されている業務プロセス改革は
日本企業のこれまで持つ強みに基づいているわけでもなく、欧米企業の
成功例に基づいているわけでもないようです。日本企業にとっての導入可能性、
実現した場合に業績回復が実現する可能性、ともに不明確に思えました。
また、14章の処方箋は間接部門のみに主に焦点を当てたGEの例や、
リクルート、mixi、新宿さぼてんなど非製造業企業の例も多く、製造業に強さを
もたらす処方箋かどうか分かりませんでした。
日本企業が海外でも通用する製品開発、製造販売には何が求められ、何が
足りないのかを整理する上ではとても分かりやすく、おすすめの一冊です。
|