織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田松、豊臣寧子(北政所)、明智玉子(細川ガラシャ)を其々主人公とする短篇6篇。 有名な人物を主人公とした有名な話に過ぎないので戦国時代が好きな方にとっては目新しさの欠片も無く、つまらないかもしれません。 ですが戦国時代が大好きな方、暇な時間が有る人やこれから戦国時代について学ぼうという方、お子様には良い本ではないでしょうか。私の様に既に知っている話であろうと何であろうと戦国時代の話なら楽しめるという方がどれ位いらっしゃるか分かりませんが… 言うまでも無いとは思いますが、漫画自体の出来に期待してはいけません。
現地調査と史料を駆使して斬新な視点から当時の天下人の城を再現しています。写真や図版が満載で、初心者にも玄人にも得るものが多いかと思います。
高杉晋作は「志ある者が80人集まったのだから十分だ」と言ったんですね。これを読んだ時,ボロっと涙が出ました。このように良識と勇気を持つ人達が終結し実を結ぶ事もあるのだと知ると,ああ,やっぱり人を信じていいのだなぁ」と安堵の気持ちが沸いてくるんですね。私の涙を言葉に翻訳すると、そういう事になるように思います。優れたリーダーとは,人の良心を信じる勇気を持ち、それを結集できる人なんですねえ。頑張ろうと思います。
とてもわかりやすいので、お子さんにも読んでもらいたいですが、大人の方にも読んでいただきたいです。仏教の勉強にもなりますし、読み終わった後は、ありがたい法話を聞いたような心地よさが生まれます。
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