これは本製品の謳い文句ですが、あのおどろおどろしい作風と凄まじい難易度のゲームの本作が一般に出来るようになったのは嬉しい限りで、パターン性を覚えて進んでいくというゲームの醍醐味が味わえました。
家庭用移植が殆どされていない「ライフフォース」と「沙羅曼蛇2」も同時移植されていますが、それだけでも買いです。このゲームに夢中になった人には本作を買って損は無いといえます。
但し、難易度が高いので、シューティングが苦手な人にはお勧めできないゲームです。その為、シューティング好きな人限定という形になります。
周回を重ねる毎に難易度が上がっていき、それに対しての攻略も大変ですが、シューティングファンやグラディウスファンには欠かせない作品です。
いわゆる本編『グラディウス』という括りのシリーズパックに入れてもいいのか?と、ちょっと迷いながらもこのままもう一度日の目を見ないのも惜しい5作品が入っています。
特にMSX版『グラディウス2』はコアなマニアの間では『最高傑作』の誉れ高い銘作ですよね?
あぁ、『沙羅曼蛇』。やっぱり今やっても面白いですね?
沙羅曼蛇シリーズの面白さって、今までのシリーズとはちょっと違うパワーアップ方法だということもありますが、何よりも『息を付かせぬ怒涛の展開』にあると思うんですよ。
グラディウスのステージ構成は基本的に、
『序盤』 『第一部』 『第二部』 『門番』 『ボス』
という、4つの要素から成り立っていて、それぞれの合間には結構隙間というか、空白の状態があるのですが、
沙羅曼蛇の場合は基本的に全体が『押し押し』で進んでいくためテンポが良くて、次々と迫るアトラクションを楽しめる感覚がありますね。
特に3面のプロミネンス・ステージは緊迫感が最高で、未だ名ステージだと思います。
『ライフフォース』は『沙羅曼蛇』のパワーアップ方式をグラディウス形式に改めたもので、ファミコン版に近い感じ。ユーザーのお好みで両者を選べます。
『ゼクセクス』はグラフィックが物凄く意欲的で、当時のCG技術の方向性とかが窺える、非常に興味深いゲームです。
あと、MSX版『グラディウス2』。
まだ内容をとやかく言えるほどやり込んではいないのですが、
MSXという、画像処理的に不利な機種でありながら、『その弱点をどうやって克服するか?』というアイデアが物凄く多彩で、あの当時のコナミのMSX企画班の執念というか、魂をひしひしと感じます。
ハイパワーなマシン = 面白いゲームの基本
という図式に囚われている方は、一度プレイしてみると人生観が変わるかもしれません。
かなり安かったので品質は全く期待していませんでしたがとても品質が良くてこの値段で売っていることに驚きました!
実はAC版を殆どやったことがないシリーズです。
今回はベストになったから購入してみました。
システム面は『ツインビーポータブル』と全く一緒でした。
「セレクトボタンでクレジット投入してスタートボタンでゲーム開始。」
という方法で、デモループ中にスタートボタンを押すと各種設定メニューが出ます。
特に「XEXEX(ゼクゼクス)」はより細かな設定が出来ます。
その上、隠しコマンドでアイキャッチだけを流すという事も出来たりします。
(ツインビーポータブルの「出たな!ツインビー」「ツインビーヤッホー」「ポップンツインビー」も同じコマンドでアイキャッチモードに入れます)
『ハイスコアリセット』もできるので便利だと思います。
そのかわり「ツインビーポータブル」と同じく中断ができないというオチもあります。
個人的には完成度が高いのでよしと思います。
ただ・・PSPの性能なら「ツインビーポータブル」や「パロディウスポータブル」でも書きましたが『アドホックでの2人同時プレイ』を実装して欲しかったなと思います。
(シェアリングでは無理だと考えられますので本体&ソフト2本必要という環境でですが・・)
グラディウスを中心に同人やX68Kまでを網羅した紙面作りには好感が持てます。
当然漏れはありますが限られた紙面なのでそこは仕方ないですね
次回以降に期待といったところ
ただインタビューなどはいいのですが
一部に載っているゲームの紹介でも何でもないよくわからない文章は
出来ればやめて欲しいですね
|