中山作品では、これが一番読みやすいのではないだろうか。 これから中山可穂を読んでみようかと思っている人にお薦めしたい。 と言うのも、この作品が中山可穂らしからぬ明るさを秘めているからである。 せつなくない、ということはない。他作品には明るさがない、とも言わない。 それでもやはり、「ジゴロ」は最も明るい作品だと思う。「上海動物園にて」のラストゆえに、そう思う。 少なくとも、うっかり軽い気持ちで読むと胸を突き刺されたようなダメージを負うことになる「マラケシュ心中」ほどの毒はない。 安心して読んでほしい。
この作品で感動させられるとは思いませんでした。 車に魂とかねぇよってつまらない考えの人はいやな終わり方かもしれません。
セクシーな体から醸し出されるフェロモン爆発!の若き日のリチャード・ギアの魅力を開眼させた映画です。そして、女心をくすぐる男!・・まさにジゴロだからなのですが、どんな相手とも勿論、お仕事だからベッド・インするのです。老女とも、優しく声をかけながら、相手をいたわりながら、女としての喜びにもう一度浸らせてあげられるプロ・・・心情的にとっても共感できました。ジゴロステップでも踏めそうな軽快な音楽に乗って、颯爽と歩くリチャード・ギアがステキです。年を重ねて知的なイメージも加わった渋いギアしかご存知ない方、この映画は若かりし頃のギアの鍛えられた肉体とセクシーさに出会えます。勿論、ストーリーもサスペンス調で見逃せませんよ。
まず声色がいいです。聴きとり易いしよく通ってるし個性もある。 曲の話題も不良ラップの真反対にあるような話の連続で面白い。 その面白い話の視点が他に比較する人がいないような変わった内容。 トラックは前半はハネたビートでCandleとよく合ってます。 後半になると静かな緩いトラックになるので個人的には嵌れなかったですね。 ラップのスキルが高いんだけどフロウの幅が狭いので成長に期待。
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