LIONEL RICHIE 『The Best Collection』(2009)
日本独自の企画盤ということと、今や定着してきた感のあるSHM-CD仕様となると、これはかなり期待できると思い購入。 音質向上なくして新たなBest盤の存在理由はありえない。
これまでは『バック・トゥ・フロント〜グレイテスト・ヒッツ 』(1992)『ザ・デフィニティヴ・コレクション』(2003)などを中心に数種類あったものの、サウンド的にはどれも納得出来るものとは言えなかった。
当初の私の目的は tr.5「Dancing on The Ceiling」、tr.17「Love Will Conquer All」。その目的はやはりリマスタリング処理がなされてるかどうかだった。聴いてみた結果、表記はないものの期待に応えてくれた素晴らしい音質!
前述の既Best盤と比較してみてもその差は歴然である。さすが日本企画!
ただ、1CDとコンパクトにまとめあげた選曲であるため、90年代から05年あたりまでの約15年間の間がバッサリと切捨てられてしまっていて、長い歴史を綴る編集盤として捉えるには少々物足りないかもしれない…。
車を運転している時に気分転換に流しますが、なかなか乗れます。 ちょっと古いですが、、、
この曲が世間に流れた頃、私は学生でアパートの友人とオンボロビデオに録画したビデオ映像を何度も見ていました。いつかはきちんとしたした映像ソフトを購入しようと思いながら、なかなか踏ん切りがつかなかったのですが、残念な事にレイが亡くなりこのソフトを思い出のつもりで購入しました。ミュージックビデオを飾るスーパースターの面々の直向な姿を見るだけで涙があふれてしかたがありませんでした。年をとって涙腺がゆるんだせいもあるのかも知れませんが、ライブラリーに加えて損は無い一品だと思います。
マドンナのツアーを追った作品。 ツアーでどんなことが有っても前向きに進んでいく彼女の姿には勇気を貰います。 そして、マドンナを取り囲む人々。 彼女のおちゃめだったり、シビアだったりするところが見れます。
ジャケット、ピクチャーディスク、メニュー画面のスチルが全て同じで、しかもプリントから何世代目かのコピー。音声も2.0chドルビーサラウンドのみ。特典映像はオリジナル予告篇のみ。おそらく映画の権利が移動したためと思われますが、せめて5.1ch化くらいしてもらいたかったです。未公開シーンだってたくさんある筈。マドンナのレコード契約は最初からワーナーですが、映画はアメリカ公開時も確かMiraMaxでした。最初からワーナーでハンドルしてくれていたら、こんなスクラッチやほこりだらけのマスターでの発売は避けられたのでは?これじゃ、レーザーディスクをDVD-Rに焼いたようなものだと批判されてもしょうがない。 なつかしい作品でもありますが、ステージを収録したシーンを見直すと、今でも古さを感じさせない振付に感心します。 エイズ慈善コンサートやQueer Nationのパレードシーン、公開当時は確かに偏見はよくないと思いましたが、いま見ると当時の寛容であろうとした努力がエイズ撲滅に大して役に立たなかった現実を考えさせられます。特定のマイノリティのために何かする、ってのはよいことばかりにあらず。(かつて非難されたエミネムが『8 Mile』でホモをかばうラップをするシーンは、これ見よがしの罪滅ぼし行為で吐き気がしました。) 英会話の教材として優れた作品です。字幕は日本語も英語もOFFにして見ましょう。 編集もかなりのものです。プロを目指す人もマックでホームビデオの編集をする人にも興味があるならきっと参考になる筈。 マドンナのファンでもなくても一見の価値はあります
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