1)待ちに待った廉価版(今までレンタルしたトータル金額は、とっくにDVD買えてるかも…!!)
2)早送り(スキップ)するような場面は殆ど無し!! まるで映画館にいるがごとく、トイレにも行けない!?
3)ベスト・シーンは、モロッコ住宅街での追跡劇。屋上移動はまだしも、窓から窓に飛び移るシーンは筆舌に尽くし難い(撮影カメラマンが、ジャンプする本人の真後ろで一緒にジャンプ!! 今まで観た事無い映像!!) BGMも、ドラミングだけというのが、一層緊張感盛り上げます!!
4)映画をよく観る方は、このシリーズの撮影手法を真似た(パクった?)シーンをあちこちで観られるはず!!(家から家への飛び移り→007、走行車両(車内カメラで撮影中)に側面衝突→イーグル・アイ、24最新作等)
5)この続編は絶対に「アリ」!!っつーか、終わらせないで!!
マット・デイモン主演のスパイ・アクション。本作でマット・デイモンの新たな魅力が引き出された。記憶を失くした主人公が自分の記憶を少しずつ取り戻していく様をサスペンス・タッチで描き、見ていて飽きさせない。 画質・音質は共に、これぞBlu-rayと呼べるほど最高の出来。特にカーチェイスシーンにおけるDTS-HDMA音声は最高。 特典も原作者のロバート・ラドラムの半生のドキュメンタリーが収録されており、ドキュメンタリー好きの僕にとっては、この点もお勧め。 以下はUK版のスペック。
THE BOURNE IDENTITY (2009/3/30) Version: UK (Universal) VC-1 BD-50 Running time: approx 1 hr 59 mins Sound: DTS-HD Master Audio 5.1 (English), DTS 5.1 (French, Italian, German, Spanish, Japanese) Subtitle: English SDH, French, Italian, German, Spanish, Japanese, Danish, Dutch, Finish, Korean, Norwegian, Portuguese, Swedish, Traditional Mandarin Special Features: Feature Commentary with Director Doug Liman/The Ludlum Identity/The Ludlum Supremacy/The Ludlum Ultimatum/Alternate Opening and Alternate Ending/Deleted Scenes/Extended Farmhouse Scenes/The Birth of The Bourne Identity/The Bourne Mastermind: Robert Ludlum/Access Granted: An Interview with Screenwriter Tony Gilroy/From Identity to Supremacy: Jason & Marie/The Bourne Diagnosis/Cloak and Dagger: Covert Ops/Inside a Fight Sequence/Moby "Extreme Ways" Music Video/U-CONTROL (PICTURE IN PICTURE/BD-LIVE: BOURNE CARD STRATEGY CHALLENGE) [825 973 0]
時代が変わってしまって、スパイアクションものは随分難しくなったと思う。特に本作は原作のアイデアがすでにあちらこちらで使われているので、ストーリー的には先読みしたとおりに進んでいきます。 監督も意図的にエンターテイメントを意識して分かりやすくしたと見えます。 特筆すべきは主人公ジェイソン・ボーン(なのか ケインなのかはたまた、、、)を演じるマット・デイモンに尽きます。アクションも意外というかすばらしく上手くこなしているし、銃や武器の取り扱いが素晴らしく訓練されていて、演技力抜群のマットの真面目なところにうならされました。ヒロインのマリー演じるフランカ・ポテンテも質の高い演技で好印象。監督も細心に気配りをしていて、質も高く当たるエンターテイメントに仕上がっています。
映画における最強のヒーローは、イーサン・ハント(ミッションインポッシブル)でもなく、フランク・マーティン(トランスポーター)でもなく、ジェイソン・ボーンだね。 強いし、記憶喪失という味付けが、単なるスパイアクションのストーリー展開に色づけしてる。 シリーズ全体が面白い。(これからの人は、ちゃんと、シリーズを順番に観てね。)
殴り合いはもとより、ガンアクション、カースタントどれもハリウッド風の「これでもか!」といった派手さはないのですが、 それが逆に渋いというか、リアリティを感じさせ思わず身を乗り出してしまいます。 マットデイモンもけっしてハンサムの部類ではないと思いますがやたらかっちょいいです! CGやワイヤアクションをつかわずとも迫力あるアクション映画はちゃんとつくれることを世の映画人は自覚してほしい と思います。
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