全体的にガラスのような脆さを感じた。凄く繊細でちょっと間違えれば砕けてしまいそうな儚げなギリギリ感。 出だしはあまりぱっとしないなぁなんて見てたのですが、途中から吸い込まれてしまいました。 確か台本や決められた台詞の無い女優さん達のアドリブ映画だったと思うのですが、だからこそみんなの会話が凄く自然。まさに日常を切り取ったという感じ。 胸にこみ上げるものがあり、涙してしまう場面も。 繰り返し何度か見たくなる映画です。 好き嫌いが分かれるストーリーだと思いますが、あたしは凄く好きです。見て良かった。
松田さんの交友関係の広さを示すような、多彩なバックミュージシャンの起用と、7人の女性ヴォーカルとのデュエットは、選曲と歌手の選択においてぴったりでした。
そして、御大鈴木茂さんを加えて、彼の「砂の女」を一緒に演奏するなんて、びっくり物です。
どうして、このアルバムがあまり評価されなかったのか、不思議でなりませんが、ぜひともお聞きいただきたいと思います。
官能的であるけれど、嫌らしくない、
女性から見ても色っぽいと感じられる写真、
アンニュイ、けだるさに潜む美しさを表現している写真が多いと感じました。
19人の女優さんが、それぞれ異なった表情や個性を見せていて、
それを1冊で楽しめるというのは他の写真集ではあまり見られないので面白いです。
西島秀俊さんの心地よすぎる声が作品の舞台となったインドネシアのゆったりとした時間の流れにとてもマッチしています。親子のやりとりの部分では誰もが共感できるのでは・・・作品をご覧になったあと「がんばってみようかな」という気持ちになると思います。
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