SIMPLE MINDS 『Celebrate』(2013)
11年ぶりの最新Best盤は、かなり広範囲にわたって選曲されており、デビューから35年目になるSIMPLE MINDSの歴史を一気に辿れる編集盤である。 曲順もリリース順に従っており、彼等の音楽性の変遷も愉しめて実に分かりやすい構成だ。 先のBest盤『Best of Simple Minds』(2001)と、おのずと半数以上の収録曲は重複してはいるものの、以前にも増してSingle Version・Edit Versionを採用しているため、その様な意味合いでは更に好編集となったのではないだろうか? 表記はないがサウンドレベルも全曲統一されたリマスター音源を使用しているものと思われる。 また、ヒットチャートからはすっかり遠ざかった2000年代以降の音源も多く収めている点も特徴である。
収録曲はイメージ画像にもあるとおり全50曲。 ※以下のナンバーのみSingle, Edit version 等を採用 【Disc.1】(1979〜1984) 初期のいわゆるNew Wave的な作風で、80年代独特の音を創造している。 tr.02 Chelsea Girl (Edit) (3:59) tr.03 Changeling (Edit) (3:30) tr.04 I Travel (Edit) (3:09) tr.07 Love Song (Edit) (3:53) tr.08 Sweat In Bullet (Edit) (3:02) tr.13 New Gold Dream (81/82/83/84) (German 12'' Remix) (4:47) tr.14 Waterfront (Edit) (4:46) 【Disc.2】(1985〜1991)チャートアクションが目立った時期でもあり、世界的に知るナンバーが多い。 tr.02 Alive and Kicking (Edit) (4:46) tr.03 Sanctify Yourself (Edit) (3:56) tr.07 Belfast Child (Edit) (5:14) tr.10 This Is Your Land (Edit) (4:48) tr.11 Kick It In (Edit) (4:22) tr.12 Let It All Come Down (Edit) (3:40) tr.13 Let There Be Love (7" Mix) (4:44) tr.14 See the Lights (7'' Mix) (3:55) tr.16 Real Life (Edit) (3:54) 【Disc.3】(1995〜2013)独自の世界観を造り上げた感のあるサウンドが特徴。これぞSIMPLE MINDS。 tr.01 She's A River (Edit) (4:30) tr.02 Hypnotised (TLA Edit) (4:33) tr.03 Glitterball (Edit) (4:25) tr.04 War Babies (Single Version) (4:18) tr.14 Rockets (Radio Edit) (3:27)
通常のCDサイズでのBOX仕様で、3枚のペーパースリーブ入り。 歴代シングルのジャケット写真が並ぶポスター封入といった気配りも嬉しい。 何といってもおすすめは3枚組のこのパッケージ。この内容でこの価格なら大満足です!
次の作品で本国イギリスはもちろん、アメリカでも大ブレークし、一気にスタジアムを満杯にするバンドとなったシンプル・マインズだけれども、その直前、このアルバムは彼らの魅力が満載されたアルバムではないでしょうか。ポップでリリカル。当時のUKニュー・ウェイヴを象徴するバンドですな。しかも当時、もう中堅バンドになっていた彼らの曲作りは練られていて綻びがありません。音的には80年代中ごろの作品で古く聞こえるかもしれませんが、透き通るような繊細さを持った音楽の本質は変わらないと思います。ただし、まあ、アメリカではまず売れない音楽でしょうな。個人的にはただ一つのインスト曲が一番好きです。あと、なぜかハービー・ハンコックも参加。
現在も息の長い活動を続けている、シンプルマインズの初期6作品をボックスにしたものである。当然リマスターはされているし、貴重なボーナス曲も各CDに追加されている。特に1stにはレアな7inchシングルのA、B面が収録されている。この後のスパークル・イン・ザ・レイン以降のCDもボックス化してほしいと願う。
ACT「アクト」は心理療法のひとつ Acceptance(受容) and Commitment(介入) Therapy(療法)である。 受容して介入する心理療法ということだが、心理療法はみなそうなんじゃないかと 言われてしまえばそれまでであるが、ACTは「アクト」は、簡単にはまとめられないのである。 だから、私なりに乱暴にまとめると、 「苦しいことばっかり考えないで他のことを考える技術」 とでも、言いましょうか。
元々は行動主義から発した心理療法であるが、この行動主義は、科学的なことで合うことを重要視し、 人間の内面をのぞくのを止め他、内面は数値化出来ないからである。 科学であるために、人間の観察できる行動や、態度だけを研究対象とした。 条件付けなどは行動主義である。 一世を風靡したこの心理理論も、一方では 行動主義で「分かっているのはネズミとハトのことだけでは無いか」と揶揄された。 そして行動主義は力を失い今心理学の主流は認知心理学である。 (これらは20制の出来gとだと認知しておく必要がある)
そこへ来てこのACTである。 ACTは行動主義を否定しながらも行動主義的である。 例えば技法の一つAcceptance(受容)は、認知的フュージョン(Cognitive fusion認知的な融合) (凝り固まった思考の癒着)を解放しようとする。 例えば、「苦」から離れるには、自分の感情思考に対して ・そこにいることをそのままにする ・抗うのを止める ・戦うのを止める ・共存する ・そのままにしておく ・押しのけるために、エネルギーを消費しない
禅と似ている。
Some of the stories read like poetry or trance inductions while others are beautiful stories related in the words of one of his teachers or neighbours, yet clearly infused with the connecting thread of his own wisdom and understandings. Badenhop has a keen eye for detail and is successful in capturing the essence of the words and the underlying spirit of the people that he meets on a daily basis. The most touching stories for me were those in which Badenhop relates the experiences of elderly Japanese women. His respect for their strength and depth of character through difficult lives is evident and there are many sections that I found myself turning and reading aloud to my wife or coming back to myself later.
The book is divided into nine chapters, each of which is introduced by a Japanese kanji character and a short description of the aspects of Japanese traditional culture illustrated by the story. For example, Chapter 5 examines the concepts of patience and endurance and introduces the essays with:
In Japanese culture, patience, and subdued expression are important virtues. Many is the time I’ve heard a Japanese mother tell her child to endure a little bit longer so as not to inconvenience others. The importance of ‘suffering quietly’ is highly valued.
Today, Japan is faced by many problems ' social, educational, and economic ' and much of the traditional wisdom embodied in these essays such as patience, endurance, and purity of heart have much to offer the younger generations of Japanese people as well as people from different cultures around the world.
In these troubling times of nuclear fears and economic meltdowns, Badenhop has offered us a beautiful book to keep nearby to remind ourselves of the strengths of traditional Japan and the inner beauty of its people. Read it as poetry, as trance, or as heartwarming stories ' you may find yourself seeing the world of Japan and beyond with fresh eyes.
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