個人的には「バッハ100」をリリースしてほしかったのですが、、、まぁ音楽史に燦然と輝く黄金時代、バロックの音楽は親しみやすく、聞きやすいと思います。演奏も綺麗で聞きやすく、王道といった感じでしょうか。J.S.バッハのカンタータ147番がギターでアレンジされていて、これまた新鮮で素晴らしく仕上がっていると思います。他にもヘンデルやヴィヴァルディ等著名な作曲家の有名な曲ばかりなので、あまりクラシックに縁がない方でも楽しめるでしょうし、癒されるでしょう!
私がなんとなしにこのCDを手にしたのは、たしか1996年の夏。このCDを聴くまでは、ギターは落ち着きがなく、表現の乏しい楽器だと勘違いしていました。 あれから数年。ロドリーゴの奏者として有名になり、世界的にも注目されるような作品も出すようになりましたね。でも私はこれが一番好きだな。
緩急自在に、そして左右均衡に疾走する指先。「孤高のピアニスト」が存分に満喫できる名盤です。聴き込むほどに味わいが深まります。初めてグールドを聴くならこれがベストと思います。
確かに、様々な曲がこれひとつで網羅されています。発表会で次に弾く曲探しには、もってこいです。作曲家も難度も様々。演奏クオリティは・・・期待しすぎるとがっかりかもですね。名演あり、ぼちぼちあり。
カウンターテナー、スラヴァの日本1stアルバム。 違う作曲者の違うアヴェマリアばっかりのCDです。 1曲目のカッチーニがスラヴァの代表曲といってもいいでしょう。 コンサートでは必ずアンコールで歌われるほどファンからの リクエストの多い曲でお勧めです。 いろんな人がカッチーニを歌っています。 (かのスピリチュアルで有名な方も本のおまけで歌っています) 力強かったり、はかなげだったり・・・ 彼のカッチーニは人が生きていくことの苦しさを訴えているようで (私の勝手な解釈ですが)心の琴線に、びんびん響きます。 苦しい時、哀しい時に是非聞いていただきたい。 救われます。たぶん。涙してください。 彼の声は日本のカウンターテナーとはまったく違います。 落ち着いた透明感のある声。 オーケストラのメンバーが”ストラディバリ”のようだと 絶賛したダイアモンドヴォイスです。 スラヴァの入門CDとして、是非一枚!
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