松田聖子　青い珊瑚礁　1982年　武道館青い珊瑚礁モバイル

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青い珊瑚礁 [Blu-ray]

インパクトのある映画とは、得てして賛否両論ある場合が多いと思うのですが、
なんとブルック・シールズさん、この作品で第一回のゴールデンラズベリー賞の
最低主演女優賞を受賞したりしています。

が、一方、公開から３０年あまりが過ぎ去った今日も映画『グラン・ブルー』の
ように、沢山の人々が、欧米からすると正に地球の裏側、フィジー北西部にある
ロケ地“ヤサワ諸島”を訪れているのも、また一方の事実のようです。

私が、初めて観た小さかった頃のこの映画の感想は、とにかく“怖い”でした。

それから３０年の月日が流れ、再び観るとブルーレイ化された映像は、
３０年前の映画を感じさせない美しいものです。現在のデジタル処理技術は
すごいですね。ＴＶやＤＶＤと違う美しい映像をみれるだけでも購入する価値が
あるように思います。

内容については、いまさらですが、喧嘩しながらも、かけがえの無い相手への
雑念がないどこまでもピュアな愛をはぐくんでいく姿をみると旧約聖書の『創世記』を
思い出し、清々しい気持ちにさせてくれます。

恋愛が難しく“婚活”などの言葉が踊る今の世情、普段便利と思って使っている
文明の利器は、案外『創世記』に出てくるエデンの園の“知恵の樹の実”なのかもしれませんね。
この映画を観てふと思いました。

この２人、救助されてその後幸せに暮らせたのでしょうか、、、とも、ふと思いました。

しかし、３０うん年前のブルック・シールズさん、本当にうつくしいですね。
美しい海と相まって、まるでマーメード

ＴＶ放送で、浮世離れした美しい世界から急に世俗の世界に引き戻してくれる無粋な
あのモザイクもありません。最後まで心置きなく“The Blue Lagoon”を楽しめました。

きれいな映像になって戻ってきてくれた『青い珊瑚礁』お勧めの１本です。