アメーバブログではじめるこだわりブログ(Ameba公式ガイド)第2版 程度:良
「あーそうそう」「うんうん」と納得したり 景色を思い浮かべたり想像したりしている内に サクッと間に読み終えてしまうけれど 普段何気に接してきたアメーバピグの奥の奥の 別の意味を知ることができた気がします。 ストーリーの無理感は否めないけれど 読後感は「ほっこり」優しい気持ちになれますよ。
ソーイング初心者の私にはとてもよい1冊だと思いました。
男の子服の本は少なく、他のものはデザインも凝っていたり、好みのものがなかったりでしたが、この本はパンツや半そでトレーナー、長袖Tシャツなどスタンダードなものばかりなので抵抗なく作れそう♪
また、妹もいるので、一石二鳥!!!
可愛いチュニックやスカッツがあるし、男女共にフル活用できそうで良かったです!!!
どこにでもいそうな、ありそうなごく平凡と思える一家の三世代に渡ってのそれぞれの時代、人物像が細かく、
ぶれることなく描かれており、大変長い作品であるのにもかかわらず、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読ませてしまう所は、角田光代さんだけあるなぁと思いました。
読後も大変爽やかで、平凡と思える自分の人生、家族の歴史も実はかけがえのない、ここにあるべき現実は過去があったからこそ、と前向きに思える大変いい作品に出会え、久しぶりに読書から充足感を味わえました。
他の方も書いていらっしゃいますが、ここに描かれているのはごく普通のどこにでもありそうな家族の歴史ですが、
それぞれの時代に実際に起こった事件、出来事などと上手にリンクされて物語が進み、それぞれの人物像やその生き様等がよりリアルに感じられます。
物語の最後の方の場面で、孫の良嗣が祖母に長い人生で失ったものと、得たものについてどのように考えているのかを尋ねる場面があり、その場面での祖母の言葉
「後悔したってそれ以外にないんだよ、何も。私がやってきたことがどんなに馬鹿げたことでも、それ以外にはなんにもない、無、だよ。だったら損だよ、後悔なんてするだけ損。それしかなかったんだから」
という言葉が大変心に染みました。
人生には、もし、という仮定はあり得ない、その時代、その時々に起こる出来事を受け入れていくこと、一見流されているように見えても、そうすることに意味があり、先の未来に繋がっていくと自分なりに解釈しました。
ピグが知らない人にとっては何だか解らない本ですが、初めてピグをプレイする人にとってはいい解説書かもしれません。隠しイベントなども載っていて、そこそこのレベルです。ピグの攻略本なんてアメーバしか出さないと思うんですけど。
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