全9巻のうちの第8巻目に当たる今回の見所のひとつは
第22話の『ジフェイタス』における
トガとキョウの共闘ではないでしょうか。
ゲームXORをやったことある人なら感慨深いかもしれません。
トガの繰り出す必殺技が熱いです。
あと、22話のエンディングは歌と背景がいつもと違いますので
そこら辺も見所です。
キョウにとってリョウコは大切な幼馴染であり、セレブラントの自分が絶対に守らなければならない存在。 キョウは真実を知ってしまったが故に悩み続けました。 そんな思いをリョウコにして欲しくない、危険な戦闘に加わって欲しくない、ずっと夢見るお姫様のような存在でいて欲しいと思い戦ってきたのです。 でも、その気持ち故に、二人の間に溝が出来てしまっていたのがこれまでの話でした。
ゼーガペインは主要なキャラクター全ての生き様を描く物語です。 でも、私はリョウコの強さと優しさを描いた話だと勝手に思っています。 その意味で、第5巻は重要な意味を持つ3話が収録されています。
よもやアニメでカタルシスを感じるとは思いませんでした。
初めはCMのバックに流れている曲がいいなとか、抹香臭いタイトル
だなくらいにしか考えていなかったのですが、コメントを読んだり、
動画サイトで見たりしているうちに、いつしか DVDを手にしていま
した。
ゼーガの真骨頂はやはり中盤から始まる虚構の切り崩しだと思いま
す。揺らぐ世界観に苛まれながら、果てしない終末に向かって全力
疾走する主人公を見ていると、何とも言えない気持ちになります。
ラストは賛否両論ありますが、個人的には安易にオカルトに逃げた
りせず、一つ一つプロセスを積み重ねていくストーリー展開に好感
が持てました。
私が小学生の頃、Vジャンプの伊東岳彦の連載漫画とともに追いかけていたアニメです。
今見ても、非常にクオリティが高く、またシナリオもけして子供向けだけではないですね。
何話もありますが、時には子供が見るには、ヘヴィーな展開の話もあり、
大人になった今見てみると、対象年齢が小中学生だけではなかったのだなと思いました。
作りこまれた世界観とゲームのようなファンタジー世界(実際、ゲーム化されてました)
アデュー達の冒険譚を酒のつまみに、大人になった今、子供の頃なみに、楽しく見ています。
伊東岳彦の作品世界が好きな方(アウトロースター、エンジェルリンクス、宇宙英雄物語も面白いですよね)
いまだにフィギュアとして繰り返し発売されているリュー達をカッコイイと思う方。
スパロボをやって、興味がわいた方。
どんな方でも楽しめる間口の広い作品です。
正直、オススメですね。見て損のない作品です。
面白い。
オタ向けの絵と現実離れした設定ですが、ただの萌えアニメではありません。
苛酷な運命に巻き込まれ、戦い、受け入れる少女の物語です。
作画は波はあるものの、西田氏の回はさすがに美麗。
(ただ時代を反映してか、現在より濃いことは確かです)
最終話のラストシーンは、胸が痛くなりました。
昨今の、萌え要素だけでストーリーも余韻もないアニメに飽きている方、おすすめです。
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