良くできていると思う。個人的には天翔記の次に好き。
登場武将・城数・シナリオ数はヴォリューム満天であり、武将の顔グラフィックや世界観・音楽の渋さがシリーズ内で特に優れている。
以前は信長の野望のソフトでコレいいなってBGMが多数あったんでCDあるかなと思い調べてみるとありました。気に入ってる音楽が多く、曲の数の割に価格がリーズナブルです。このCDを一言でいうと和物の曲だと思います。信長の野望ファンだったら損はないと思います。
ゲームをプレイしていない人は興味がないかもしれませんが、信長の野望シリーズのBGMは結構よくできていて、TVのバラエティ番組のBGMでもよく掛かっています。いわばそのベスト盤とも言えるこのCDは、ドラマチックなオープニングとエンディングが中心の選曲になっています。これはこれでよいのですが、個人的にはこのゲームのBGMでは内政フェーズのBGMが気に入っていた(というか長時間プレイしていて脳味噌に染み付いた)ので、そういう曲をもう少し沢山入れてくれた方がよかったと思います。その分星を二つ減らしました。
僕が持っている信長の野望将星録よりかなり良くなっていて驚きました。グラフィックもかなり良くなっています。下克上もできるようになりかなりおすすめです。しかし値段が少し高いところが欠点です。どうせ買うならパワーアップキッド同伴版がでるのを待ってから買うことをおすすめします。
シナリオをひとつ選びその中から一人好きな大名を操作し天下統一を目指すゲームです。 革新のように途中で大名を変えることはできない。
内政は一つの城を中心に農村や商人町などを作り国力を上げる。建てると戦闘で騎馬の能力上昇や兵糧が増えるなどの 特殊効果のある建物があるが、説明書には詳しく書かれていないのでネットで探すことをおすすめする。 革新より展開は遅いが完成していく街並み、城郭を鑑賞する楽しみは大きい。
戦闘は通常8人までで、決戦だと12人になる。一人最高2000人。期間は一ヶ月。野戦攻城戦とも初期の防衛施設だとテンポよく進む。中盤頃は一城で兵力8000以上いるようになり野戦で全滅させてもなかなか減らない。大名規模に応じて周辺から軍を参戦させられるが、いきなり全員揃ってることが問題ではないか。距離に応じて援軍としてくるようにして現実感がほしい。駐屯させるという機能も欲しかった。拠点の段階が上がると鉄砲を撃ってくるようになりこれが異様に強くて、部隊が混乱しやすく敵がこもると倍いても落ちにくい。なので、拠点から敵を剥がすため、囮部隊を落としたい拠点から遠い拠点へ攻撃させ、敵が援軍に行ってる隙に落とす。これが常習化すると面白くなくなるかもしれない。
城攻めは防御側の士気が最初から高いが攻める側は普通。士気が高いと戦法を使えるため攻める側が不利。城の防御施設も大矢倉、小天守の鉄砲が辛い。防衛側の戦法+扉で足止め+拠点からの鉄砲+混乱で全滅しかける。なので、城に大軍がこもってる時は、野戦でわざと相手の1/3の兵力で出陣し敵に自軍の本陣を攻撃させ、こちらは挟み撃ちで全滅させ兵力を削る卑怯技をしなければならなくなる。せめて、革新のように包囲して士気を減らす、水攻めなどの配慮が必要。せっかく、現実的な城攻めができるのに少し残念。期限を過ぎても駐屯できるようにして、一ヶ月過ぎたら退却というのはやめて欲しい。
中盤から後半あたりは自分より勢力の強い大名が周りと結託して共闘の目標にされるのはまだいい。天下人まで規模を大きくすると自分と仲の悪い大名同士が一気に勢力融合させてきたときは萎えた。恐らく、後半も緊張感持たせようとの考えだろうがはっきり言って無駄。後4城に追い込んだ北条家が畿内と中国と東北の大名と勢力融合してこちらの勢力を余裕で超えてきた時は、すぐやめた。 そこのところは難しいなとは思う。ifイベントをなしにすれば起こらない。
城郭や街並みを造る楽しさと問題はあるが現実性のある城攻めが醍醐味。合戦もある程度自由に作れるので今までのシリーズの中で一番完成度が高いと思う。
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