ガンダムの詳細な設定やミリタリーには詳しくないのでそういった所はスルーしてレビューします。 まず全3話の「あの死神を撃て!」は元戦車専門の特技兵だった主人公がザクの登場により対MS特技兵となってしまい乏しい武器や訓練不足な部下とともに絶望的な作戦に向かう話です。 基本的にDVDと同じです。というかまんまです。すっかりいらない子扱いされてるあの死神のおねぇちゃんも出てます。 ゲーム(オペレーショントロイ)などでも取り上げられた歩兵vsMSなんですが如何せん盛り上がりに欠けます。歩兵なんで動けないのは当然なんですけど動きが少ない&圧倒的な強さの違いの中面白くするのは難しいんでしょうね。(ゲームでは一人なのでかくれんぼ的な所が面白かったんですが) ただ死神おねぇちゃんの部分削ってもっと人物関係などを深くすればもっと面白かったかも・・・? 次に2話収録(前編・中編)の「陸の王者、前へ!」は61式戦車のスペシャリストの中尉とそんな彼と組むことになった転属されてきた軍曹との話。 ジオンの死神と恐れられている白きザクとの戦闘が始まったところで一巻は終了します。 今度は戦車vsMSです。自分はIGLOOの二巻を見ていないのでDVDとの相違点などは分かりませんんが(どうやらほぼ同じのようですが)、やはり動きがある分「あの死神を撃て!」よりは面白くなりそうです。 巻末には9ページほどの対MS用武器、車両、61式戦車の設定資料が付いてます。 基本的にDVDと同じなのでDVD買うお金が無いけどどんな内容か知りたい!という人ならサラッと見れて良いかもしれません。 DVDを見た方なら買わなくても良いと思います。
テレビ版「13RIDERS」を見た人も見てない人も楽しめると思う。 ただ、本が薄すぎるかな・・・・ まぁ一時間の番組だったから仕方ないけど・・・・
面白い。見慣れた「キカイダー」の表紙であったが 「02」? TVシリーズは当時見ただけで、細部の話は忘れている が「キカイダー」のサイケデザイン、左右非対称のデザインや中身が 透ける部分が印象的。流石、石ノ森章太郎氏。 マンガ「キカイダー」もTV放映当時読んでいるが、TV版とマンガ版の 内容の違いに驚いたことを思い出した。マンガ版は読者に問題提起する 形をとっている、印象的な作品。是非再読したい。
MEIMU氏の画も細部まで良い。次の展開に期待。
これはぼくのお気に入りのひとつです。軽快で元気の出そうなDISK1のほうでは、SOLID SWINGとか太陽風なんかが好きで、わりと落ち着く曲が多いDISK2のほうでは、WHAT'S UP!などが好きです。これは買う価値ありですよ。たまにお店とかでかかったりしますよ(笑)。
ジオンの試作兵器の実践評価を行う部隊を描いた第3巻目。
連邦のボールに対抗するモビルポッド「オッゴ」が個人的には一番の見所でした。
モビルポッドが一番の見所というのが、この作品の泥臭さを物語っていますが、
そこがまた興味深いものです。
連邦がボールを作って物量作戦で攻めてくるのに対し、
ジオンがそのような安価な機体を作らないわけがないな、と
昔から思っていたのですが、やはり同じことを考え付く人はいるのだなと再認識。
ボールとオッゴの戦闘シーンは熱かったです。
戦場全体からみれば取るに足らない小競り合いなのですが、
そこにフォーカスして人間ドラマと絡めさせるのは流石です。
前巻からもそうですが、その話のニューフェイスは新しい試作機に乗るのですが、
ことごとく堕ちていきます。そのワンパターンさもまた一興。
最後に出てくるMAビグ・ラングはこれまたすごい。
頭にビグロを持ってくるという発想がまたなんとも言えません。
1話目もズゴックを流用したりと少しワンパターンな感じも。
読後も嫌な印象が残ることなく、すっきりと読み終えることが出来ました。
1年戦争のアナザストーリー物では良作の部類に入ると思います。
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