フィンランドの正統派メタルバンドの1st。インフレイムスのイエスパー、COBのアレキシを擁するスーパーバンドである。耳に突き刺さる旋律なリフの嵐は凄まじくアグレッシブだがキャッチャーであり、何よりキンバリーの圧倒的なVoが存在感を放ちまくっている。名曲5は今聴いてもまだ新鮮な輝きを放っている。当時とにかく衝撃だった"
このバンド、良くない筈がありません。あのアレキシ・ライホが曲書いてギター弾いてるのですから。しかし、そのアレキシ以上に良かったのがキンバリー嬢のパワフルなヴォーカル!最初の頃は「ちょっと頼りないなぁ」なんて思ってましたが、いやはや、素晴らしい成長。これからの活躍も楽しみです。「女性だから…」なんて甘く見てると返り討ちに遭いますよ!
前作より比較的派手になった印象をうける。好みもあるだろうが私にはこちらの方が聴き易いし、カッコ良くもある。キンバリー嬢の歌唱は素晴らしいし、ギターも刺激的で退屈させない。最近の女性Voの正統派HMでは郡を抜いて高水準であるし、これからが期待できると思わせる貴重な存在である。
私は、シングル曲を聞いていたので、キャッチーなポップス・ロック路線、というのは知っていたから、皆さん程後悔はしてませんがね。メタルには程遠いアルバムではある。
最近の「Frontiers Records」お得意の、外部ライターを使って良い曲だけを歌わせるタイプですね。
故に駄目な曲は少ないですが、ずば抜けて良い曲も無いです。
B!誌ではなく、一般の音楽雑誌なら、95点はアリですがね。
ジャケ写的にもB!誌のレビュー的にも美人?と思ってましたがPV見ると・・・。
とりあえず、日本のレーベル「SPINNING」が取り扱う路線も、何となく理解しましたw
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