子供のピアノの発表曲が収録されていましたので購入しました。 こういったCDを聞かせることにより、子供も曲のイメージがし易くとてもいいと思いました。 しかし、トルコ行進曲(ベートーベン)のみ連弾版で変ロ長調だったのが残念です!
これは面白いです。すごい作品です。オーケストラの団員へのインタビュー、演奏風景、演奏以外のさまざまな日常の風景、などなどを巧みに織り合わせながら、しかも演奏される音楽と微妙なところまで合致させながら、音楽することの喜びと難しさ、そして人間が生きることの喜びとすばらしさを表現しています。メッセージや表現が押しつけがましくなく、しかし確固としているところが、監督の手腕なんでしょうね。団員がみんな、いい顔していますし、こういう味のある表情や談話を引き出すのも、やはり監督のすばらしさでしょうか。
子供の頃嫌々ながら弾かされていたツェルニーが
こんなに美しい曲だったんだと、初めて気付かされました。
ピアノ初心者用の練習曲としての扱いしか受けていないような30番ですが、
こうしてピアノの名手が弾くと、立派なピアノ曲だったんだなーと
改めて聞きほれてしまいました。
当時こういう録音があって聞くことができれば
ツェル二―の練習曲も楽しくお稽古することができたのに。
クラシックのピアノ演奏とは、、、という質問には
この演奏を聞かせるといいんじゃないかな?
私の通っていた高校の校訓が、
「当たり前のことが、当たり前にできる人間になれ」
だったけど、、、まさにここでのエッシェンバッハ
の演奏がいえると思う。
たとえば、グールドや、ハイドシェックなどのように
個性的な演奏なら、聞き手の耳目をひきつける
インパクトは抜群だけど、そういった演奏って
1回聴いたら、もう1回聴きなおす気にならない。
(1回で満腹してしまう。あとあとじっくり聞き返して
味わいたいと思わない。)
でも、こういったごく普通の演奏で聞き手に感動を
あたえるのって、実は至難の業だと思う。
他に書いている人もいますが、これは子供のレッスン用の模範演奏ではありません。
あくまでも、ブルグミュラーの練習曲を(例え教材目的で作曲されたとしても)を一つの作品と見なした演奏です。
その分、聴き応えがあります。
特に、子供の頃のレッスンのおかげでブルグミュラーと聴くといやな思い出がよみがえる人は一度聴いてみてほしいです。
この25の練習曲が珠玉の小品であった事に驚くでしょう。
エッシェンバッハの丁寧でかつ軽やかな音色が楽しめますが音がたまに割れているところがあるのが残念。
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