水野晴郎解説クレイマークレイマークレイマー、クレイマーモバイル

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水野晴郎解説クレイマークレイマー

プロ法律家のクレーマー対応術 (PHP新書 522)

　企業のお客様相談室経験者の方が書いたクレーム対応の本はたくさん出て
いますが、法律の専門家の弁護士が書いた本は珍しいと思います。
　聞き慣れない法律の専門用語がたくさん出てきますが、専門用語の使い方
を学んで、クレーマーからの電話や、対応の時に使うと有効的だと思います。
　本を読んだだけですと知っている単語を増やすだけになるので、是非、企業
の顧問弁護士の方と深く話してから、交渉の中に専門用語を使われるとさら
に有効だと思います。
　クレーム処理にあたっている方は是非読まれることをお勧めします。

クレイマー、クレイマー　コレクターズ・エディション　 [DVD]

この映画は、父と母が、法廷で子供の養育権を主張し、争うものでした。
私の娘は重度の自閉症で、現在は、養護施設へ預けています。

次女は一人では何も出来ず、１日中ずっと、ゲームをやるか、ＤＶＤの
同じ曲を繰り返し繰り返し聞くのみ。
トイレもできず、オムツをつけていました。

日中の大半は、妻が面倒を見ていたのですが、平日は帰りが遅く、休日は
仕事の疲れで子供と遊ぶこともせず、ずっと寝ている日も多かったです。

こんな生活に妻が疲れ果て、ノイローゼになり、家族で話し合った結果、
次女を「施設」に預けることに致しました。

昨年のゴールデンウィークでした。
その時は、私も妻も、泣きました。
まだ、小学１年生で、知的障害もあるので、精神年齢２歳程度のかわいい
わが子と離れるのに、泣きはらしました。

でも、一緒の生活は異常に重く、毎日を乗り切るのがやっとでしたから。

もうすぐ施設に入れてから、１年が経ちます。
施設の方、そして養護学校の方の、愛情が詰まった療育のおかげで、なんと
６年間一切出来なかったトイレにいって、自分ですることができるように
なっていました。
それから、手づかみで、偏食の多かった食事も、スプーンを使い、出された
ものはほとんど食べることが出来るようになりました。

また、物の名前も、数多く、分かることが出来るようになっていました。
そして、ひらがなも、だいぶ覚えていました。

振り返ってみて、施設に預けたことによる成長は、目覚しいものがありました。
これを自宅で続けていたとしたら、まだオムツかも知れません。
まだ、手づかみで、毎日同じものしか食べなかったかも知れません。

なので、私と妻も、施設へ入れることには相当抵抗がありましたが、今では
納得しています。

でも、本当は、次女と一緒に暮らしたいのです。
天使のような笑顔を、いつもみたいのです。

一時我が家では「もう育てられない。施設に入れるしかない」という結論に
達し、次女を施設に入れました。

そして、この映画を見て、早く次女を我が家に連れ戻し、一緒に暮らしたく
なりました。

現在は、月に１回施設を訪問し、年３回、お盆、正月、春休みに、次女は
我が家へ戻ってきます。
春休みはもうすぐなので、私も妻も、とっても楽しみにしています。